最終更新: 2012-10-09T00:52+0900
~ないときの対策集。優先度の高いものから順に。
雨の中を走ったあとはチェーンと一緒に RDにも油を差しましょう。内蔵するバネで動くのが2か所、外に見えてるバネで動くのが8か所くらいあるので、指でぐにぐに動かしながらちゅっちゅちゅっちゅ注油します。バネの見える裏側からも忘れずに、関節を逆に曲げるつもりで押さえつけて。
症状は、シフトアップもシフトダウンもうまくいかない、です。
雨の中を何度も走ってるとインナーワイヤーとアウターワイヤーの摩擦が大きくなってきてシフトダウンが重くなります。ちょっとずつ重くなるので重いと気付かないこともあるでしょう。そのうちワイヤーが切れます。特にリアディレイラーに一番近いところが、曲がりが大きく地面にも近いために泥やら雨やらにやられやすいようです。
ワイヤーには常にテンションがかかっているので、そのままでは動きが渋くてもわかりません。20120329で書いたように、まずチェーンとシフターを特定の位置に移動してフレームからアウターワイヤーを外します。あとはてきとうに。インナーとアウターのすきまからワイヤーオイル(≠チェーンオイル)を吹き込むなり、インナーワイヤーをたっぷりのオイルで拭いてからアウターを往復させるなりします。シフターの中にもついでに吹いておきましょう。位置的に前ブレーキに垂れやすいので布で覆いながら。
症状は、シフトアップだけ調子が悪い(RDのバネがワイヤーの摩擦に負けてる)、シフトダウンが重い、です。
1と2の原因をそのままにしてシフターのネジをブレーキと同じように調節してもどつぼにハマるだけなので注意。ワイヤーの伸びを疑うのは3番目です。
シフターに向かって反時計回りに調節ネジ(?)を回すとシフターから銀色のアウターワイヤー受けがせり出してきます。つまりアウターの総延長が伸びたのと同じことになりインナーワイヤーの伸びに対応できるということです。シフトアップがうまくいかないときはワイヤーのリリース量(インナーワイヤーのたるみ)が足りないということなのでアウターの総延長を短く(調節ネジを時計回りに)します。シフトダウンがうまくいかないときはワイヤーの巻き取り量(インナーワイヤーのテンション)が足りないということなのでアウターの総延長を長く(調節ネジを反時計回りに)します。
回転量は 1/4ずつです。ぐるぐる回すと本来の段を飛び越えて隣のギアに乗ってしまいます。
症状は、なんとなく調子が悪い、です。1と似ているので優先順位を間違えないように注意です。
疑ってるのは Bテンションアジャストボルト。ガイドプーリーとスプロケットの距離を決めるネジ。トップ側とロー側ともに最も近い場所で5~6mmが目安で、チェーンを噛み込まない限りできるだけ近い方が良いような感じ。
ガイドプーリーとスプロケットが離れてるとどうなるか?想像すると、RDが動いてガイドプーリーが隣のギアの下に移動するものの、古くなったチェーンは(前後方向はもちろん)横方向のあそびが大きいために、その総和がプーリーの移動量をカバーしてしまってギアの乗り換えが起こらないのではないか?
シフトアップが正常なのは、勢い? 径の大きいギアから小さいギアへ降りるのが楽だから?
症状は、シフトダウンだけ調子が悪い、です。
近々 RDを DEOREから DEORE(シャドウタイプ)に、チェーンを CN-HG73から CN-HG73へ、アウターキャップをラバーシールド付きのものに交換する予定。アウターワイヤーの取り回しをまっすぐに、変速に支障をきたし段差では暴れるチェーンを新品に、泥や雨が進入しないようにアウターワイヤーにフタを、という考え。右シフトは、本当に、すぐダメになる。<酷使してる割に労りが足りない自覚はある。シフトダウンのときにトルクを抜くのが不十分になりがち。親指の力次第でどうにかしてしまえるというのもあるし。
最終更新: 2013-09-11T18:05+0900
サイクルメーター。少し前から CATEYE CC-RD300W STRADAにかえて SIGMA DC 1909 HRを使ってる。そろそろ自分のケイデンスが目安よりどんだけ低いのかを知りたかったのと安く手に入れる機会があったので。CATEYE CC-RD300Wは基本機能を小さくスタイリッシュにまとめていたが、時計の精度の低さが問題。数か月おきに時刻合わせをしないと平気で1分2分遅れてくる。脱着時の意図しないリセットもよろしくなかった。
SIGMA DC 1909 HRのこと。オートスタートの反応が CATEYEに比べて遅い。信号待ちからのこぎ出しによる平均速度の低下が少なくなるだろうが走行時間も短くなる。ところで、行きはスピードもケイデンスも計測できてるのに帰りになると両方ともうまく信号をひろえないという現象が起こっていた。スピードは時々ひろってたけど不確か。トランスミッタと磁石の距離を近づけても変わらない。行きと帰りの違いは……AKSLEN HL-120を点灯してるかどうか。果たして、ライトを消したら正常に計測できた。ライトとメーターはステムの下と上につけてる。ライトをアルミホイルで包んでみるのもどうかと思ったが上面(メーターのある方)にスイッチがあるのでよけると効果が疑われる。メーターをトップチューブの上(ライトの後方)に移動してみたら(自転車置き場で試した限りでは)ライトがついてても機能してるみたい。見にくくなるけどライトは動かせないのでしかたない。CATEYEのメーターでは問題が起こらなかったし、仮にライトが CATEYEのものだったらやっぱり問題は起こらなかったかもしれない。ちょっとずつ脱 CATEYE化していたが思わぬ落とし穴だった。
計測を始めたケイデンス。流してるときは 73。シフトアップポイントは 85。緩い登りでは 89。最初は 90rpmを目安にってどこかで見たけど、85を超えるとシフトアップするかこぐのをやめるかだった。無理に速く回したら足が酸欠で脱力しちゃったよ(それでも 100rpm以下)。平均速度 22km/h(※)だからケイデンスを気にしてもしかたないや。
※SIGMAにしてから平均速度は 23-24km/hだとでてる。タイヤもタイヤの周長設定(SIGMAのタイヤ周長表は CATEYEのものより数字が大きかったが CATEYEの 700×28Cの数字を使い続けてる)も変えてないので、これがオートスタートの反応の鈍さの影響。走行距離と走行時間も少なめにでてるはず。
スピードセンサーと、ケイデンスセンサーと、メーター本体の3種類のバッテリー低下を警告してくるのだが、一体何を検知しているのやら。メーター本体の警告に限るが、電池交換直後であってもほぼ必ず LOWと表示する。そのまま何か月も表示し続ける。これはつまり、警告に反して残量は十分にあるということだし、何の操作をするにもボタンを何度か押して LOW表示を消す必要があるということだ。こんな機能はいらない。
最終更新: 2011-06-12T18:07+0900
変化など。
ディスクローター・マウントを使う予定はないのだけど、黒はシルバーと違って一種類しかない(FH-M770-S相当が用意されていない)のでいらなくても付いてくる。ゴムのカバーが付いてるので想定された使い方。
「素早い駆動力の伝達を可能にするフリーハブボディ:爪がかかるまでの角度を減少」とのことで、空転させるとチチチチチチチチ細かく音がする。しかも音の質が変わっていて前より響く。
裏からの見た目は Sunraceの方が上。曲線で構成された相似形が少しずつ角度を変えて並んでた。
リムの幅が細くなった。ひとまわり、サイドの厚み×2ぐらい。リムテープはシュワルベの水色 18mmが苦もなくぴったりはまった。タイヤも初めてタイヤレバーなしではめられた。空気圧は 80から 90くらい(単位不明)にしてるが、WH-T565のリムテープには何の問題も見当たらなかった。
リムが細くなったのでブレーキシューが届かなくなった。厚みの違うカラーを入れ替えてパッド(舟)を近づけた。そろそろ(アームはそのままで)ブレーキパッドだけでも TEKTROから換えようか。
WH-T565にはやらしい(bladed)スポークが付いてたよ。知らなかった。反フリー側はラジアル組みだし、することはしてたんだ。翻って新しいホイールのスポーク。耐久性を犠牲にして色気をだすつもりはなかったのに 1.8mmになってしまった。2.0mmだったら折れても「寿命かな」で済むけど、意に反して 1.8mmになった以上たぶんに悔いが残るだろう。
ワイヤーを巻き取るレバーの軸がハンドルバーから遠くなった。どちらも一気に三段シフトダウンできる仕組みなのだが、SLXの場合レバーが弧を描くというよりどんどん遠ざかっていってしまうため、レバーがハンドルバー手前に飛び出すように取りつけ角度を工夫しても指の長さが足りなくなる。必須の機能というわけではないけど、2.8目盛りくらいまで押し込んでから「やっぱり無理」とレバーを戻したのでは無駄。指の当たる面が凹(Alivio)から凸(SLX)になって非常に押しにくい。俺は摩擦力に頼ったデザインは嫌いだ。巻き取りレバーを近くに持ってこようとブレーキレバーの内側に設置するとリリースレバーとブレーキレバーが一緒に指にかかってしまう。2-wayリリースのためか知らないけどトリガーが大きくなってるし長すぎるし。
2-wayリリースって使い方がわからなかったけど、海外のサイトに thumb-thumb or thumb-triggerって書いてあった。リリースも親指でやろうってことなのか。
CN-HG73への疑惑を晴らしただけで CN-HG50が無駄になってしまった(20110429p01)。コネクトピン(5個入り約600円)を買えばまた使えるけど 8-speedをこれから使う機会はないだろうな。
そのまま使える。スプロケットが 8速から 9速になってロー側への移動量が足りなくなっていたので Lと書かれた方のネジを緩めて調整した。
リアディレイラーのプーリーをベアリング入り(無音)にしたい。ブレーキワイヤー(inner/outer)とシフトワイヤー(inner/outer)を新品にしたい。ワイヤーカッター高い。ブレーキの舟をテクトロから換えたい。シューも、雨の日に使うといっぺんになくなってしまう S70C(後ろに使ってる)や、長持ちするかわりにガシガシ リムを攻撃する M70R2(前に使ってる)の代わりを見つけたい。最近はタイヤ(700×28C)をみるたびに太いなぁなんて思ってしまう。ちょっと前まではこれが普通だと思ってたのに。次は Synapse Flat Bar 105に乗りたいぞ。
最終更新: 2011-05-12T14:37+0900
今は後ろだけシマノの完組ホイールが付いてる。
フレームのリアエンド幅が MTBの 135mm. 最初から付いてたタイヤのリムのサイズがロードの 700C. ロード向け完組ホイールのハブは 130mm幅にしか対応してないし、MTB向け完組ホイールの小径・幅広リムはいただけない。タイヤ径が変わると Vブレーキの取り付け位置も変わってくる。2万円と少しで工具を買って MTBハブとロードリムの組み合わせで手組みするのが割と現実的な選択肢。手組みは入り組んだスポークが見た目にうるさいのが唯一の不満。変則組みで解消できるけど自分では安全と耐久性を担保できないし……。
結局、日和って組んでもらうことにした。XTハブ+CXP33+DT Champion 2.0+真鍮ニップルといったありきたりな構成。選択肢がもともと少ない上に、駆動力のかかる(Vブレーキだけど制動力も?)リアホイールなので 1.8mm径のスポークやアルミニップルは選べなかった(小心者)。スポークは DT Competition 2.0/1.8の方が良かった。スポークが切れるのは端っこ(後輪だと特にテンションの低い左側)だというから真ん中は 1.8mmでも大丈夫そう。OpenProリムのセラミック加工がブレーキ面の色的にベストだし、CXP33より軽いんだけど、ブレーキシューの変更が必要になるのとブレーキの効きや音がどうかわるかわからないので避けた。雨でもシューが減らないらしいのもポイントは高いのだが……。CXP33の三角リムが前輪とおそろいだというのが CXP33を選んだ一番の理由。二番目は OpenProは手組みの定番中の定番だということに対する幼稚な抵抗。
今のタイヤがダメになったらひとつ細い 25Cのタイヤにして更なる慣性質量の減少を目指す(転がり抵抗もおまけで)。まち乗りだと信号とパチ屋の出入りの車によるストップ&ゴーが多すぎるからこぎ出しの軽さが重要。
DT Champion 2.0 黒が欠品とのことで DT Competition 2.0/1.8 黒で組んでもらうことになった。しかし余分なお金が……。
DT Competition 2.0/1.8 黒も欠品と判明。黒の真鍮ニップルもないみたいで結局 DT Champion 1.8 黒とアルミ黒ニップルになった。壊れなければ 1.8mmでもアルミでもいいんだけど……(耐久性は落ちるよね)。パーツの入手性が悪すぎる。9速のシフターだって、Deoreも SLXも XTも、どこも在庫してないし。
? 後上方にすっとんでいくような力がハブに(そしてスポークに)かかるような気がした。ディスクブレーキだと駆動力と反対の力がまんべんなくかかるような。Vブレーキとスポークの関係はディスクブレーキの場合と比べてどう?
最終更新: 2012-09-03T17:57+0900
負荷をかけると力が逃げてたたらを踏む。スプロケットのあたりを観察してると、チェーンがふくらんだように見えて、そしてガクっとくる。タイヤを空転させてるときは問題の徴候がないので、隣のギアに浮気しようとしてるのとは違うみたい。テンションがかかると歯と歯の間に収まるべきチェーンの駒が歯の上に乗っかってしまうんだろう。伸びたチェーンを使い続けたせいでスプロケットがそちらに最適化されてしまったとでもいおうか、一昨日チェーンを新品にしたせいで症状が出たと思われる。
症状が出るのはリア 1-8速のうち 3-6速。難を逃れたギアに理由をみつけるなら、1速は全く使わないから。2速は発進後 1から数秒で 3速に上げてしまうからと、径が大きく多くの歯に負荷を分散できるから。8速はオーバートップギアなのでよっぽど舗装が良く平坦な道路でないと使えない稀なギアだから。7速は事実上のトップギアなので加速のために使うことがほとんどないから。
チェーンを CN-HG50に換えても変わらなかったので、9速用のチェーンのせいではなかった。
ゴールデンウィーク明けまで直せないのが痛い。なんでそろいもそろって休むんだよー。
最終更新: 2011-04-28T00:00+0900
チェーンは CN-HG73。
標準のチェーンは 110リンク。アウター×トップの組み合わせでガイドプーリーとテンションプーリーが垂直線上に並んだので CN-HG73も 110リンクにカット。アウター×ローでリアディレイラーがかわいそうなほど引っぱられてるがローは使わないので良しとする。
接続部(チェーンカッターでコネクトピンを押し込んだところ)の動きが渋すぎる。山を作ったらテンショナーのバネの力では戻らない。そのせいだと思うが、リアの 3-8速(径の小さいギア)でカタン、カタンとチェーンが滑るような現象が起きる。後輪に動力が伝わらないよ。いつになったら全力でこげる。
最終更新: 2011-04-26T02:32+0900
フロント・アウター✕リア・ロー(セカンド)の組み合わせで、チェーンが内側のチェーンリングに落ちる。もともと、チェーンが斜めに走るやや無理がある組み合わせなので仕方ない、メンテと調整不足のせいなんだと思ったが、Fディレイラーを外側に移動させたり、Rディレイラーを分解清掃してみたりしても直らない。変速自体は快調なのに、こぎ出しで力を加えるとチェーンが外れる。ペダルに負荷をかけてるときにチェーンが外れると足場を失ってバランスを崩すので危険。ふくらはぎをペダルに噛みつかれた。
タイヤを浮かせてペダルを手で回すとチェーンがチェーンリングから浮いてる!手で押さえたり負荷をかけて張らないと歯と歯の間にチェーンが収まらない。伸びすぎでしょ。
チェーンリングの前側でチェーンをつまみ上げると歯の先っちょが完全に見える。ふた山ぐらい見えるんじゃない?
一年に一回とか数千キロで交換するとかいうレベルらしい。こぎ方やメンテ具合によりけりとはいっても。新車から数えて丸4年、15000kmだから時期的にも遅いぐらい。スプロケにダメージを与えてたおそれだってある。
グレードの高いの(CN-HG91)はピカピカしてるので一つ下の黒っぽいの(CN-HG70)にしようと思ってる。9-speedの方(CN-HG73)が 6,7,8速対応品より 1割ほど軽いんだけど使えないものなんだろうか。そんなに幅が違う? 6速よりも 9速の方が近いのに。できるだけ楽がしたいのに。
豆知識: 7,8速はプレートを増やした分だけ横幅が増えた。9,10速は 8速と同じ横幅により多くのプレートを詰め込んだ、という経緯があるらし。8と 9、9と 10の間には(チェーン(やシフター)にとっては)断絶があるみたい。
そうはいっても、若干細くなったところでさしたる支障はないとも。変速時、チェーンが隣の歯の上に乗っかるときのキャパがコンマ数ミリ減るが、調整さえできてたら気にならないだろう。だったら 9-speed用の黒いのを。
コマ数はどうやって決めるのだろう。今のを数える? アウター✕ローやインナー✕トップでリアディレイラーがどういう状態だったら OK?
最終更新: 2010-02-02T01:32+0900
3台目は CATEYE CC-RD300W。無線。現在/平均/最高速度計測。ケイデンス非対応。
リセットを繰り返していた CC-MC100W が、とうとう電池を替えても画面が映らなくなったので買い換え。
平均・最高ケイデンスを記録できる CC-TR200DW V2C が第一候補だったが、ラップ機能が不要なのと、測定結果を 14まで保存できるがその記録の中に積算距離(オド)が含まれていないせいで役に立たない(オドだけがログのプライマリキーになれる)のと、5分で節電モードに入ったあとの計測再開が手動なのが不満。
CC-RD300Wより新しい CC-RD400DW というのもあるが、付加機能のケイデンス機能が現在ケイデンスの表示にしか対応していない。センサー部の電池寿命が他機種の多くの半分にあたる半年間しかない。より高機能な V2Cとの実勢価格差が¥2000というのも躊躇させる。ちなみに付加機能はケイデンスだけでなく無線の ID対応というのもある。
結局、壊れた CC-MC100Wより機能が絞られてるわりにお高い CC-RD300W にした。最低限必要な機能は揃ってるし、ちょくちょく落っことすので高級機はもったいない。走行中のモードの切り替えはやりやすくなっているが、ブラケットから外した状態ではむしろやりにくい。俺の使い方では、外してからの操作の方が実は多かったり。ブラケットからの取り外しも固くてやりにくい。ツメが削れて外しやすくなってきたときは、走行中に落っこちやすくなったとき。センサーは CC-MC100Wのが流用できた(どちらも無線 ID非対応だから)。
ダメ。ボタン長押しでリセットというのが、本体自体がボタンになってることと相まって、誤爆しまくり。HL-EL400 のバンドが走行中に開かないように(すぐに固定がゆるむへなちょこ)、CC-MC100Wでやっていたように、CC-RD300Wをバンドの上に重ねて取り付けたらシーソーみたいにボタンが押し下げ状態になってリセット。本体をブラケットから取り外すときも、もたもたしないでガッと外さないとリセット。リセットボタンを新設して、ブラケットとの脱着方法を考えなければ次はない。
どうしてカートリッジ式なのに台座ごと交換してくれちゃったのだろう。シューと言わずパッドを交換してくれといったからだろうか?未だに両者の違いがわからないが。やり直してもらったけど抜け止めピンが付いてないよ。前回はシューの交換の後しばらくして左右とも脱落してしまっていたけど、今回は最初から……。
ワイヤーが短かったからってワイヤー交換の代金も払ったけど、ブレーキワイヤーは一度も切ったり交換したりしてないよ。(短すぎるはずがない) いずれ交換するものだから構わないのではあるが……。それにしても、余ったワイヤーの突き出し量が多すぎて(中指くらいかそれ以上の長さ)内腿にあたるってーの。(やり直しついでに半分に切ってもらったけど)
バイク(エンジン付き)用に買ったロードメッシュフィットグローブ (GSM6507)が大変具合が良かったので、自転車用にも GOLDWINを選んだ。春夏秋用だけど、防寒&手のひらの保護用として秋冬春に着用するつもり。
GSM6507と同じ Lサイズを選んだのだけど、あちらより指が短い。フィット感はさすがのものだけど、脱げかけのような落ち着かなさが残る。かといって、XLにすると指以外の部分がぶかぶかになりそう。一応許容範囲内。
2年間使用した GSM6507は、1年ほどたった頃に手の甲の縫い合わせてあった部分がほつれて最初の穴があいた。(ほつれたのは手首を水平に走る縫い目。はめるときに力の加わる部分だから、そんな方向に縫い目が走っていたら破けるのもむべなるかな。GWB-881はわりと縦方向に縫い目が走っているので耐えてくれそうだが)。もう 1年の間に、手のひらと指先の皮部分に穴があいてだんだん広がっていった。GWB-881も 1-2年が使用限度じゃないかな。最初に、マジックテープの先端からテープがはがれたり布が破けたりしそう*。
* 先手を打ってかがってみた。相当安心できる。
シフトワイヤーを交換してもらって返ってきたら、ワイヤーを差し込む穴を塞いでいたネジがなくなっていた。
ワイヤーがほつれて、ちぎれて、広がっていて、大変だった(そのせいで 30分で終わるところが翌日までかかった)とは聞いていたけど、ネジを紛失したとは聞いていない。
こんな感じ(ささくれワイヤー) > http://www.otr.jp/2007/12/20/post_24.html
どうすんだよ、上向いてるから雨入るぜ。
これらの他に特に希望(不満)はない。
歯数が 28-38-48のものが付いている。Shimanoの MTBコンポーネントでは 22-32-44と 26-36-48の二種類が一般的。
いつも最大のリングのみを使用していることと、やや下り勾配の国道を走るときには、トップの上にもう一段欲しくなることから、最低でも 48T、できればもう少し大きいものが欲しい。逆に、最小のリングは街乗りには全く必要ないので二段で十分。
ただ、48Tより大きいリングに対応するフロントディレイラーはロード用になってしまう。
また、普段着でまたがるのならチェーンガード(チェーンケース)は必須。裾留めは最初はよくても絶対に面倒臭くなるので、いつでも気負わずに乗るための障害になる。ガードがないと、ズボンの裾が油で汚れのはもちろん、変速してチェーンを内側に落としたときには、ズボンの裾が最大(最外, アウター)のギアの歯に引っかかってペダリングができなくなる。
Shimanoのロード向けコンポーネントにチェーンガードのオプションがほとんどないのが悲しい。(Soraにのみあったけれど、黒色がないので Bad Boyには付けられない)
チェーンガード付きで最大 50Tが理想。
現在の長さはわからない。よく見かける数字は 170mmと 175mm。低回転トルク型のペダリングに合うのは長い方の 175mmだと思う。
歯数 11-32で 8枚組のものが付いている。MTBで一般的なのは 9速で、歯数は 11-32Tと 11-34Tの二種類。
最小(トップ)ギアがリアディレイラーにより事実上 11Tに制限されるので、もう一段上のギアを望むならフロントでなんとかすることになる。11Tから始まっていて 9速であれば何でも良い (MTBの場合)。
Alivioが付いている。インジケーターがコンパクトで目立たないのは良いが必要ない。Deore XTと SLXにはインジケーターを外したあとに取り付けるフタが付いていて良い。Alivioもインジケーターを外すことはできるがフタがない。デザインで優れているのは XTR(SL-M970)のみ。
現在のもの(Deore)で不満はない (上を知らないから!) 油を差してワイヤーのたるみをとっていればきっちり変速する。
以下はリアディレイラーについて最近知ったこと。
シフティングはワイヤーを巻き取る動作とリリースする動作で行われる。リリースしたときにシフトアップするのがトップノーマルで、シフトダウンするのがローノーマル。先に登場して普及しているのはトップノーマル。
リアがトップノーマルの場合、ワイヤーリリースでチェーンが小さいギアに落ちるのがフロントと共通。
リアがローノーマルの場合、ワイヤーリリースでシフトダウンが行われるのが、フロントとの共通部分になる。
チェーンのたるみを取り除く能力。地面の方に伸びたアームの長さに依る。
チェーンが最も張るのが、前後とも最大のギアにしたときで、最も弛むのがその逆。前後の最大歯数の和と前後の最小歯数の和の差がリアディレイラーのトータルキャパシティを超えてはいけない。
何も考えずに変速したいのなら長いもの。使えないギアの組み合わせが生じてもショートゲージ(ショートケージ?)のメリット(何だろ?)が欲しいなら短いものを選ぶ。
Road Warrior 800 (Jet Black, ハンドルの角は外す)が自分にぴったりなんだよな。自転車に目を向けるきっかけになった Bad Boyには特別な思い入れがあるし、黒へのこだわりも気に入ってるんだけど。
Synapse Flat Barというのが、Bad Boyよりスピードが出せそうで、フレームも Cannondaleらしくて、すごくイイ。乗り換えるときに日本でこういう選択肢があるといいな。
最終更新: 2011-05-20T17:45+0900
2003年のモデルが、「Bad Boy かっけー。Cannondaleってところが作ってるのかー。」と、両方の名前を頭に刻みつけるきっかけになったもので、実際に購入したのが 2007年のもの。
両方のスペック表が公開されているので並べてみる。
Frame | 2003 | CAAD3 Mountain |
---|---|---|
2007 | Bad Boy Si | |
Fork | 2003 | Tig-welded chromoly, 1 1/8" |
2007 | Fatty R | |
Rear Shock | 2003 | N/A |
2007 | N/A | |
Rims | 2003 | Mavic X139, 32-hole |
2007 | Mach1 510 w/machined sidewall, 32h | |
Hubs | 2003 | Shimano |
2007 | Shimano M475 | |
Spokes | 2003 | DT Champion |
2007 | DT Swiss Champion | |
Tires | 2003 | Hutchinson Top Slick, 26×1.0" |
2007 | Maxxis Detonator, 700×28c | |
Pedals | 2003 | Wellgo alloy cage w/clips & straps |
2007 | Wellgo alloy cage w/clip and strap | |
Crank | 2003 | Sugino MX300, 22/32/44 |
2007 | TruVatiV ISOflow 3.0, 28/38/48 | |
Chain | 2003 | Shimano 9-speed |
2007 | KMC 8-speed | |
Rear Cogs | 2003 | SRAM 7.0 |
2007 | Sunrace M63, 11-32 | |
Bottom Bracket | 2003 | Shimano 4-Taper |
2007 | Shimano BB-UN26 | |
Front Derailleur | 2003 | Shimano Deore |
2007 | Shimano Alivio | |
Rear Derailleur | 2003 | Shimano XT |
2007 | Shimano Deore | |
Shifters | 2003 | Shimano Deore |
2007 | Shimano Alivio | |
Handlebars | 2003 | Ritchey SC |
2007 | Cannondale C3, 20mm rise | |
Stem | 2003 | Cannondale 3-D forged 25.4 |
2007 | Cannondale XC3 1 1/8", 31.8mm | |
Headset | 2003 | Cane Creek S-1 |
2007 | FSA Alloy integrated | |
Brakeset | 2003 | Cannondale Expert w/cartridge pads |
2007 | Cannondale Fire w/cartridge pad | |
Brakelevers | 2003 | Cannondale Expert |
2007 | Cannondale Fire | |
Saddle | 2003 | Cannondale Expert |
2007 | Selle Royal Viper | |
Seat Post | 2003 | Kalloy SP-263B |
2007 | Cannondale C4 Alloy | |
Colors | 2003 | Ninbus Grey (gloss)(GRY). |
2007 | Jet Black (matte)(BBQ). | |
Sizes | 2003 | P, S, M, L, X |
2007 | P, S, M, L, X | |
Weight | 2003 | N/A |
2007 | ||
Extras | 2003 | |
2007 | Cannondale GRIND Grip, E-13 SRS Chainguide | |
MSRP | 2003 | |
2007 | $779.99* |
価格は税抜き¥110000のまま変わらないが、パーツは毎年変更されている。ほとんどのメーカーと製品名は見てもわからないのだけど、変速装置に使われている Shimanoだけは日本のメーカーでなじみがあるので少し調べた。毎年の変更は、素人目には退化し続けているようにしか見えない。2008年はとうとう Alivioで統一された。
トップグレードの Jekyllはなくなり、変更されたフレームはインパクトがない。そしてパーツは退化していく(ように見える)。志が感じられず商魂しか感じない。
実際のところ、俺みたいな素人が乗ってるんだから、Cannondaleの選択は正しいのかもしれないけど。
リアの話。
やっかいな代物を持ち込んだらしい。変速が決まらないと本当にストレスがたまるので明日には直っててほしい。