最終更新: 2013-11-08T01:03+0900
表意文字で文章を書いていて使わない手はないでしょう(ローマ字がないと交差点の名前とか読めませんから)。こんなかんじで書くと、
ルビを付けたいテキスト ルビを付けたいテキスト
こういう HTMLになる(※インデントとコメントは後から追加した)。
<ruby> <rb>ルビを付けたいテキスト</rb> <rp>(</rp> <rt>ルビ</rt> <rp>)</rp> </ruby> <ruby> <rbc><rb>ルビを付けたいテキスト</rb></rbc> <rp>(</rp><!--本当ならここに rpタグは使えません--> <rtc><rt>ルビ1</rt></rtc> <rp> / </rp><!--本当ならここに rpタグは使えません--> <rtc><rt>ルビ2</rt></rtc> <rp>)</rp><!--本当ならここに rpタグは使えません--> </ruby>
2番目はうまく表示されないね。
シグナルイエローには《危険信号》っていう字があるから、本名と二つ名をルビで並記しようとするとルビのルビが必要になる。が、rb,rt要素は rubyを除いたインライン要素しか包含できない。
2番目の複雑形式は非サポートブラウザ向けのフォールバックがない(www.w3.org)らしいから rpタグを挿入するのは間違いだった。1.2.3 Complex ruby markupの最後に The rp element is not availableってしっかり書いてある。Firefoxも Operaもルビをサポートしないなりに期待通りの表示をしてくれたので良しとしておくが、よくよく考えてみれば、対応ブラウザには表示しないことを求め、非対応ブラウザにはタグを無視して中身をそのまま表示してもらうことを期待したタグなんだから、細かい出現規則(単純形式だけとか 0回か 2回(※rt要素の前後に限る)しか出現できないとか)を決めるのも従うのも意味がないのではないか。HTML5(dev.w3.org)は1番目の形式だけ、それも rbタグを取り除いたものがサポートされるらしい(ただしテキスト-rt要素の並びが1つの ruby要素の中に複数出現可能。だがベーステキストとルビがインターリーブされることで読み上げ、スタイルの適用、スクリプト操作、コピペなどに不都合があるとも)。ドラフトを読むと rubyタグのネストとか連続する rt要素で
細かい補足。パッチは別のパッチをあてた hikidoc.rbがベースだから素直にはあたらない。変更点の参考程度に。二重かっこでマークすることにしたけどかっこの対応は気にしてない(このいい加減さが rubyタグのネストを防いでたりする)。rtcタグが一度に1回か2回しか出現できないと知らなくて、ルビをいくつでも振れるかのようなコードになってるのが良くない。URLはリンクになるし強調とか打ち消しとかの装飾も、ベースになるテキストとルビ双方で有効みたい(hikidoc的にも XHTML的にも)。ルビに装飾って有用性がわからんけど、実は単なるインラインのテーブルだからできちゃいました(※後で苦労するフラグ)ってことなんか?
rubyforge.orgは Subversionサポートをやめたのかな。http://hikidoc.rubyforge.org/svn/ にリソースが見つからない。hikidocの最新版はどこから?
octocatいいよね(最後にこれはちゃぶ台返し?)。
自分でそういう書き方をするつもりがない(見た目が嫌いだ)から配慮しなかったけど、熟語単位でルビを付けつつ、ルビを個々の文字の上に配置したいかもしれない。熟語の上にじゅくごではなく、熟の上にじゅく、語の上にごを置きたいが、熟(じゅく)語(ご)みたいには書くのも表示されるのも嫌だという場合。セパレータを何か決めて、
熟,語 火,継,ぎの,祭,祀,場
こうかな?2番目はひらがな部分のルビを省略してるからフォールバックがうまくいかないだろうな。かといってルビで単語を分断したくないからこういう書き方を考案してるわけで、ひらがなにもルビをつけるしかないのか@2013-11-08。
hikidocで表のセルを横方向に連結する文字が > だから、 > や >> で区切ったときはその直前のセルが2マス3マス分に伸びるとか?
蟷 螂 大 人 気
入力のしやすさやノイズとしてあまり目立たないことからいえばスペースで区切りたいけど、ルビの部分に英語がきたり、空白で区切った姓名にルビを振るときに困る。とりあえず、使わないのに無用な複雑さは導入しない(さっさと決めないとアップデートで既存の文章を壊す危険性が増すとも考えられるが)。TODOにしとく。
1998年のルビの文書「ルビ(www.doraneko.org)」(翻訳されたW3Cワーキングドラフト)を読んでたら ruby-devで見かける名前を見つけた。バナナの下の力持ち。えらい人だなあ。
「ルビのために(hp.vector.co.jp)」という文書を読んでいたら最後にぼんやりと見覚えのある名前(筆者)を発見。そうだこの名前はここで見た。「JintrickのマイクロWeb日記, 2012 秋」
狭いなあというよりは。怖いなあ。
という経過を辿った。1分も考えなかった。ルビを振りたいテキストを囲むかっこはなくても困らないんだろうけど、1番目の理由によって存在している。
@2013-11-08 [[2.4. Autohiding Annotations(www.w3.org)|http://www.w3.org/TR/2013/WD-css3-ruby-20130919/#autohide]]
というよりは [[大規模ネットワークの性質と先端グラフアルゴリズム|http://www.slideshare.net/iwiwi/ss-15517666/7]]
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みたいな指定があんの。対象が!記事本文!おめでたいこって。■絶対にやってはいけないと気付かせてくれる価値はあった。どんどん新機能で実験して下さい。近寄らないけど。スタイルシートの探索に移ってしまって結局興味を持った記事も読みそびれたし。