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脳log[2021-02-19~]



2021年02月19日 (金) 「デルモンテ」が「ピンク色のパイナップル」を発売! | TABI LABO」 ピンク(の)パイナップル。略して……。


2021年02月16日 (火)

最終更新: 2021-05-07T14:00+0900

[AtCoder] AtCoder Regular Contest 112/A,B,C

先週末の ARC。ABの2完でレートは横ばい。ちょっと背伸びして C 問題が今やっと解けたので日記にする(べつに考え続けていたわけではなくて、オラクルが降ってくるのを待っていたのです)。

 A - B = C

 提出 #20145565 (TLE×8 / AC×4)
 提出 #20146816 (AC / 96 Byte / 93 ms / 14500 KB)

一応制約は掛け算していたんだけど、まずは素直に数えて確実に答えを……TLE。見れば一次 の k のΣなので機械的に変形して……AC。

間違った式の変形に5分以上の時間をかけてもしゃーないので、TLE は避けられない。今は(ARC の1問目に対しても)ステップを刻まなければ、答えにたどりつくことさえ覚束ない。

 B - -- - B

どれだけ1円を払っても数の種類は1しか増えないので、基本となる操作は何回2円を払って絶対値を変化させられるか。±B が境界として存在していて、|B| から 0 へ向かう変化と -|B| から負の無限大へ向かう変化が考えられる。反対側の値は1円余らせておくだけでいい。0 を挟んで -B から B の範囲を数えるのが面倒か。親切にも B=0 となるコーナーケースがサンプルのひとつになっている。もうひとつのコーナーケースが C=1

 提出 #20157041 (AC / 204 Byte / 63 ms / 14300 KB)

2 WA のあとの AC。±B と 0 と、それらで区切られた4つの区間を愚直に数えた。

 提出 #20182663 (AC / 145 Byte / 65 ms / 14268 KB)

翌日になって機械的に式を整理したもの。できれば if による分岐を消したかったのだが。

 C - DFS Game

問題の見通しは難しくない。表のスコアと裏のスコアと、手番を渡すか否かのフラグ(子孫ノード数(=スコア計)の偶奇)があって、それらを葉からボトムアップで積み上げていけば先手、後手のスコアが即座に解る。

制約の 1≤p_v<v の解釈に一瞬詰まったけど、p_v の上限が v であることで、逆向きにスキャンするだけで子から親へ順序よく処理できる親切設計だとわかった。

最後まで解らなかったのは青木君高橋君が採用する最適な行動がいかなるものであるか。二人が何を指標にしてどの子を選ぶのか、それが解らないでどうしてコーディングができる? 何をコードにする? 自分はこの、先攻後攻が決まった瞬間に勝ち負けが見えるゲームを、きっと楽しくプレイできるんだろうなあ。

 提出 #20211491 (AC / 568 Byte / 352 ms / 49992 KB)

odd.sort_by!{ _2-_1 }even.each(...) がキモ。これが二人の戦術。


最後まで見えなかった even.each についてもう少し。

even は潜って戻ってきたときに手番が入れ替わらない子ノードを集めた配列。表のスコアが裏のスコアより高いものは手番(※広辞苑にはテツガイの見出ししかない。テバンは業界用語か?)を持っている方がさっさと潜って表のスコアを得てしまえばいい(裏のスコアは相手に渡る)。では裏のスコアの方が高いものは?

裏のスコアの方が高いものは、できることなら相手の手番で相手に選ばせたい。そうすれば表のスコア(低い)が相手のものに、裏のスコア(高い)が自分のものになる。それが可能になるのは、潜って戻ってきたときに相手に手番が渡る子ノード(odd 配列)が奇数個ある場合。手番というババの押し付け合いに勝てる。

 提出 #20212523 (AC / 432 Byte / 255 ms / 54588 KB)

Ruby の他の AC 提出(今のところ2つ)と比べて遅かったので出し直し。100 ms 縮んで遜色がなくなった。省メモリを目論んだが結果的に増えている。配列の配列の配列がよくない。

ところで、再帰呼び出しを行っている解答を手元で実行してみたらいくつかのケースで stack level too deep (SystemStackError) が出て速度比較ができなかった。PC が貧弱なんだな(環境変数か? その解決法はドーピングぽい)。


2021年02月13日 (土) [COSMOS] PC で再生する音楽やアニメの音が泡だったように、微妙にずれて二重に聞こえるようになった。テンポも遅れる。読み取り不良の DVD プレイヤーで同じ症状が出たことがある。光角形ケーブルを抜き差ししてみたが改善しない。再起動したりオンボードサウンドのドライバを更新しても変わらない。TxBENCH で SSD と HDD のベンチマークをとろうとしたら、HDD(音楽ファイルが保存されている)の計測に明らかな問題がある。測定のための 500 MB のファイルを書き込む前準備の段階が、10 分たっても一向に残り 480 MB から進行しない。chkdsk を実行したら何の問題も見つからなかったが、音楽再生にとどまらない PC 全体のスローダウンが解消した。ときどきイベントビューアにディスクのコントローラエラーが記録されてるのが怖いなあと思っている。「システムドライブを SSD に移した」ことでディスク関連のエラーは消えるかと期待していたんだけど、コントローラエラーが継続している。あと最近なぜか(Vista Ultimate のオプションだが)インストールせずにおいた BitLocker のエラーメッセージが新たに記録されるようになった。BitLocker-Driver が「暗号化されたボリュームのチェック: D: 上のボリューム情報が読み取れません。」と報告する。D と E と G ドライブについて。そんなドライブを割り当てた SSD も HDD も USB メモリもメモリーカードも存在しないし繋げてもいない。Windows Update から解放された枯れたシステムで、よくわからないことが起こるものだ。全体にボロなんだな。■■■再発。今度は chkdsk が24時間経っても終わらない。やり直しても同じ進捗%で止まる。3度目で完了。問題は見つからず。


2021年02月12日 (金) Firestoreの解説通りに`doc.exists`で存在を確認してから`data = doc.data()`で取得しているので、undefinedになることはないはずだが、TypeScriptはそんなこと知らない。そこで例外を投げることにする。」■さらっと「そこで例外を投げることにする」と続いているけれど、ここは思想の違いが現れる部分だと思う。自分が同じ立場なら「TypeScript は馬鹿」って言いかねない(「実行時エラーをコンパイルエラーにしたいのだとしよう。だけど視野が狭い。こちらは gets が nil を返すかどうか、そのような入力が与えられるかどうかに関する知識を持っており、nil が返るような入力が仕様違反であることを知っている。バグがあったときに修正すべき対象は Crystal のソースコードではなく、そのような入力を与えた外部にある。事の決定権はコンパイラにはない。」)。■ところが今回は立ち位置が異なっていて、(そう書いてあったからといって)ドキュメントは undefined でないことを保証してくれないよね、doc.exists で存在確認をした瞬間と doc.data() で内容を取得した瞬間は異なる世界に属しており、doc.data() が undefined を返すかどうかは doc.data() を呼んでみるまでわからないよね、という考え方をする。他プロセスと競合するファイル処理、他スレッドと競合する並列処理ではだいたいそうだと思う。■これは一貫性のないご都合主義なのだろうか。それとも競技プログラミングというルールに支配された世界と理想から離れた現実世界の違いを反映しているだけだろうか。この件ではたまたま TypeScript がしてきた指摘に異議はなかったけど、俺は差し出がましい道具に勝手に判断を下されること、選択を縛られることが嫌いだ。さっきリンクした日記から>「人類の手には多少余るとしても、プログラマを信頼し、力を与えてくれる言語が好きだ。安全のためと称して枷をはめようとする言語は選ばない。安全な(なまくら)は退屈だ。」■git は素直でパワフルな道具>20181118p01。リンカは素直で馬鹿な道具>20181102。Nintendo Switch の UI>「「あまりに親切すぎるUIは冗長になる」という考えのもと、プレーヤーを信頼して意図をはっきりさせたかった」。ユーザーの意図を反映するかわりに押しつける道具>20150410


2021年02月11日 (木) 英語力年齢診断・改 - 豪鬼メモ」■3歳から20歳までの結果が出るらしい。14歳(1回目)15歳(2回目)。引きが良いなと感じていて +1 歳だから、16歳以上の結果になることはないだろう。ハッシュタグの検索結果を眺めていると、これは低い成績ですよ。■インターネットに東大関係者多すぎ問題と勝手に関連づけて結果を軽く受け止めたい。■■■16歳(3回目)18歳(4回目)。順調に年をとっている。勘が冴え渡っているな。あと「わからない」を選ぶのをやめた。■回答一覧の単語リストが完全に入れ替わっている。正誤の記録しか残っていない。


2021年02月10日 (水) 最近読んだマンガでベルリンについて「ドイツの首都なのに……(直通便がない)」と書かれているのを読んで、え? ボンでは? と思った。「分断時代の1949年から1990年まで西ドイツの首都であり、ドイツ再統一後も首都機能を分担する。」 もう30年になるみたい。これじゃあ日本に江戸幕府があってもしかたないね(そんな話を聞いたわけではないが)。


2021年02月08日 (月) [Ruby] while queue.empty?.! というループを見つけて、二度見では理解できなくて三度見直した。見たことのない字面だから nil許容演算子(&.)なのかと最初は思った。ドットノットが出てくるのってすごい。最初に while ! queue.empty? が浮かぶでしょう? そうしたらそこから until queue.empty? へも至るでしょう? 演算子にドットを付けて呼び出そうっていうステップが割り込む余地はないように思う。そういう書き方のパターンを考えたことがなかった。いやまあ自分は最初に until が浮かぶので(「キューが空になるまで繰り返す(until queue.empty?)」)、引き出しのひとつとして蓄えたうえでしまいっぱなしにするんだけど。


2021年02月06日 (土)

最終更新: 2021-05-07T14:21+0900

[AtCoder] AtCoder Beginner Contest 191/C,D,B(空白とスペース)

今日の ABC の C と D はちょっと傾向が違ったよね(E と F は時間切れで読んでいない)。C はむしろ復古的かもしれないけど。

 C 問題 Digital Graffiti

どこに着目すれば数えられるのか、わかりますか? わかりません。

 提出 #19978760 (AC / 969 Byte / 62 ms / 14484 KB)

テキトーに注目して数えて、(÷2では)ダメだとわかって(÷3で)やり直して、31 分かけて鬼の羅列である。

(構造の)理解に頭が必要ないという意味で、これも可読性に優れた読みやすいソースコードの例なんですよ。似たような例にすべての繰り返しを for ループで書くなんてありますね。for さえ解れば鬼に金棒、馬鹿の手にハンマー。目に入るすべては釘。打つべし打つべし。

だけどプログラムは構造化と抽象化を(必要である限り)繰り返して、人間はよりハイレベルな意味を読み取らなければいけないんです。あれをどーしたこーしたなんて作業手順を(人間に向けて)仰々しく並べ立てることに意味はありません。それはソースコードの役割であって、人間に向けたコメントには意味のあることを書いてください。

 「黒に塗られた部分は一つの自己交叉のない多角形となることが保証されます。すなわち、」

これって、黒のマスが1つの塊(ドーナツではない)であって、黒の内部に白のマスが島になっていることがない(逆に黒のマスはたった1つの島になっている)ってことだと読んだ。そのあとで補足的に「白に塗られた任意の 2 マスは、辺を共有するマスへの移動を繰り返し、白に塗られたマスのみを通って互いに到達可能である(マス目の一番外側のマスは全て白に塗られていることに注意してください)」ともあるし、問題文は慎重に 書かれていたと思う。

多角形の解釈についても、色が塗られたグリッドであって座標空間上の点列ではないのだから、書かれていないものを見ようとして見るべき角が見えていなかっただけでしょう。

数学の言葉で書かれた制約の読解に普段苦労するので(20201122p01)、今回の問題文に文句はない。

 「AtCoderの何角形問題についてです https://t.co/kVNwsq8xSC」 / Twitter

すごくいい。そうか、ドット絵師と 3DCGモデラーがいただけなのか。

 D 問題 Circle Lattice Points

図形です。

制約が 10^5 だからどうかなーと思ったけど、普通に数えられる範囲だったみたい。手元ではサンプルに2秒以上かかってたんだけど、ジャッジサーバーは速かった。

 提出 #20002500 (AC / 606 Byte / 833 ms / 14420 KB)

1時間かけて、コンテスト終了1分前の提出。よかった……よかった……。

格子点を数える問題で、入力を小数で受け取るのはやっぱり怖い。小数点以下第4位までって書いてあるので、(文字列のまま) 10000 の下駄をはかせて、ついでに諸々の座標が正の範囲に収まるように平行移動した。負の数が混じると整数除算の丸め方向が期待と異なっていて面倒くさい。

# 0 を足すと答えが変わります。難しすぎるでしょ?

 -1/2 #=> -1
0-1/2 #=> 0

# 1 (イチ)が変数 l (エル)で、中身が正の数だったり負の数だったりすると、もう予測できないでしょ?

上記は Ruby の挙動。仲間はずれらしい>「整数同士の除算演算子の挙動 (C言語、C++、Scala、Java、Rust、Go言語、PHP、JavaScript、Perl、Python、Ruby、Elixir) - Qiita」 Python の整数除算(//)も同じく負の無限大方向に丸められるとか。

他の人の Ruby での提出を見ると、入力を to_r するものが多かった。r は Rational の r. 使ったことがないと使えないし、思いつきもしないのだ。

二分探索の探索範囲をちまちま限定したところで、倍の違いが試行1回の違いにしかならないのだから、2つのループは1つで十分でしたね。これは円を4分割して数えられないか考えていたのが尾を引いている。


競技プログラミングをするフレンズ @kyopro_friends

アライグマ「D問題は、円の中の格子点のx座標としてありえる値の範囲がX-R~X+Rだから、x座標を決めたときの格子点の個数が求められればいいのだ! 誤差が大変だから整数で計算して、負の数の切り上げや切り捨ての計算に気をつけて……、罠がいっぱいあって大変なのだ」https://t.co/6z8erFU3Ym

実は二分探索がいらなかった>画像。三平方の定理! 中学生!

 提出 #20013918 (AC / 265 Byte / 125 ms / 14404 KB)

三平方の定理。速い! 短い!

Integer#sqrt なんてニッチなメソッドを使ってみた。

ところで、やっぱり **2 は遅いみたい。引き算を2回評価することになっても覆らないくらいに。


Ruby での提出を早い順に見てるんだけど、どの人もどの人も平方根をとって計算で格子点の数を求めていた。10行以下のスクリプトで。それが間違いなくすごいんだけど(だって開始後30分ぐらいでの無駄なく短い提出だ)、それらをことごとく撃墜した3つの入力(handmade_marginal_{01|03|05}.txt)が、今回はいい仕事をしていたなと。単に to_f を to_r にしたところで、三羽烏のひとつしか超えられないみたいですよ。

Rational だけでなく BigDecimal の存在も忘れていた。これは「任意の精度で 10 進表現された浮動小数点数を扱えます。」 to_d の d は (big)decimal の d. to_f を to_d にしてもやっぱり3つのうち2つが WA になるようなのは、BigDecimal#sqrt を使わないで Math.sqrt を使っているのが良くないんでしょうか。Math モジュールは、標準とはいえ require が必要な添付ライブラリである BigDecimal を知らないのが普通だと思う。

提出して確かめようとしてわかった。BigDecimal#sqrt を使うとサンプル3で既に TLE が避けられない。

 Ruby で一番最初に AC をとった提出 #19982442 (vmi さん)

入力は Rational で受け取っている。Math.sqrt の結果を検算して条件を満たす限り±1の微調整を施し続けている。そして大事なことは、±1した結果の正当性も確かめている。

単純に±1するだけ、しっぱなし、では、handmade_marginal_{00|04}.txt に捕まってしまうようだ。

書き方を洗練させた結果がたぶんこの提出 #20009989 (kyoshida さん)。find メソッドと count に加算する前の nil チェック。

 二分探索解法だが探索がループごとに1回の提出 #19993857 (n4o847 さん)

左右の点のうち1点が二分探索で見つかりました。左右の点の中間座標は円の中心に由来して明らかです。ではもう1点は? a1 = x*2 - a0

 Integer#sqrt が AC と WA を分けた例

違いは1行だけ。Math.sqrt の結果を(floor ではなく)小数点以下第5位あたりで丸めていたらどちらも AC だったんだろうかダメです

これが Integer.sqrt の実装らしい。

def isqrt(n):
    x, y = n, (n + 1) // 2
    while y < x:
        x, y = y, (y + n // y) // 2
    return x

Math.sqrt とは別に用意する価値があるからこそ存在しているのかな。ニッチとか言ってしまったが、こちらが使い所を知らないだけなのか。

 ABC191 - D - Circle Lattice Points - Senの競技プログラミング備忘録

自分は今回も Sqrt Inequqlity のとき(20200316p01)も、浮動小数点数を単純に嫌ったり怖がったりして難を逃れたけど、こういう風に限界を見極めて対応できるの、かっこいいよなあ。

 空白とスペースについて

B 問題の出力例はスペース区切りだけど、問題文は「A′ の要素を空白区切りで順に出力せよ。」という表現になっている。

ここを参照すれば間違いないという定義があるわけではないけど、空白が white spaces の意味なら、ここに改行もタブも含まれると考えるのが普通(※要注意ワード)。自分は「スペース」(ASCII 0x20)と「空白文字」を使い分けているし、AtCoder にもそのように期待している。

というわけで、わざわざ .join(' ') はしない>提出 #19962733

ダメです handmade_marginal_{00|04}.txt に捕まってしまう。Math.sqrt のアルゴリズムに起因して誤差が蓄積するらしい?


2021年02月04日 (木) [AtCoder] 問題名だけやけに目に入るんだけど、これがそうだろうか>「AtCoder Jumper」 Jamper って書いてる人もいる(複数)。■1000.bit_length==10 でもあるし、二分探索とかパリティでしょって思うんだけど、全然答えにたどりつかない。まずは N が2の冪乗のときからと思うんだけど、さっぱり。このときから何も学んでいないのだ>20170620


2021年02月03日 (水)

最終更新: 2021-05-04T20:49+0900

[AtCoder] AtCoder Beginner Contest 190

先週末の ABC。例によってお風呂で考えるも頭が爆発して無理だと思われた F 問題が、なぜか今日取りかかってみれば解けたので日記にする。

 A 問題 Very Very Primitive Game

すごく難しくて、じっくり 10 分の時間をかけた。

 提出 #19784439 (AC / 119 Byte / 63 ms / 14260 KB)

Aoki と Takahashi の文字列を2回書いているところに余裕のなさが見える。間違えるくらいなら全パターンを網羅して並べればいいんですよ(言っていることが違う>20201101p01.03)。

 B 問題 Magic 3

A 問題より簡単だった。条件を満たすものが1つでもあればいい。Array#any? メソッドの出番です。

 提出 #19786803 (AC / 106 Byte / 68 ms / 14316 KB)

ところで空配列に関して、[].all? は true を返し、[].any? は false を返す。この違いによってメソッドの選択が制限されることがあるかなと一応警戒するんだけど、特にそういう違いは生まれないみたい。むしろそうならないようにデフォルト値が選ばれている。罠があるとしたらそこではなく、穴に落ちるときは all? を選んでも any? を選んでも落ちる。

 C 問題 Bowls and Dishes

制約が K に関して全探索しろと言っている。

 提出 #19795600 (AC / 276 Byte / 1129 ms / 15200 KB)

Ruby で最も速い提出(492 ms)より倍以上遅いんだけど、どういうことなんでしょうね。

本当は今日は F 問題をやるつもりはなくて、この C 問題を速くするつもりで取りかかったのだけど、優先順位をつけた深さ優先探索でやろうとしてうまくいく見通しが立たなかったのだった。

 D 問題 Staircase Sequences

45 分考えた。等差数列の和の公式に2種類あることはこのときに確認済みなので(20201101p01.02.01)、今回は使いやすい方を選ぶことができた。

 提出 #19810009 (AC / 316 Byte / 177 ms / 14400 KB)

珍しく解答の中にコメントがあるのは、書いておかないと脳みそからあふれて何度でも最初から考え直しになるからです。紙と鉛筆を用意すべきなんだよなあ。

 E 問題 Magical Ornament

本番中は残り時間が 30 分しかなかったので問題文が短い F 問題に先に取りかかっていた。同じように考えたかどうかはわからないが、E 問題より F 問題の方が多くの人に解かれていたようだ。自分はどちらも解けなかった。

制約が3重ループを許すと言っている。

解答の後半はもう3回目になるあの形。実行速度にハンデを背負った Ruby でのタイムの詰め方は、このときに研究し尽くした>E 問題 Traveling Salesman among Aerial Cities

 提出 #19823594 (TLE×1 / 2032 ms)

惜しい。とても惜しい。時間制限が2秒なのだけど、実行を打ち切られたときは 22xx ms というタイムになる。32 ms 詰めれば AC になるぞ。

 提出 #19825354 (AC / 656 Byte / 1754 ms / 124536 KB)

ハッシュ表を使っていたところで配列を使ったら余裕の AC。

必然性があってハッシュテーブルを選んでいたわけではなくて、Hash のデフォルトプロックありきでスクリプトを構成していたから、使っていた。TLE は邪道の報い。

 提出 #19825691 (AC / 690 Byte / 1585 ms / 64636 KB)

実は唯一の TLE は最も重いケースではなかった。この提出では TLE だった 21_large.txt のタイムが 135 ms だ。

前半部分で選ばれた魔法石がどうがんばっても連結できないとわかれば、後半の3重ループはスキップできる。そういうこと。

 提出 #19839422 (AC / 834 Byte / 1560 ms / 63468 KB)

前半部分で距離の確定を双方向からやらずに片方向で済ませてみたら、平均的には速くなったけど、一番遅いケースでは 25 ms しか違わなかった。不毛(けがない)

 「研究し尽くした」?

Integer#times を while ループにするだけで 200 ms 縮んでやんの。そんなに違うの? times はイテレータの中では速い方だと思ったけど。

 F 問題 Shift and Inversions

転倒数って固有名詞なのかな。公開された PAST の過去問をやったときに見た>20201111p01。K 問題。それが解いてあった(提出 #18029328)からといって、何かが役に立ったということはない。残念。

最初に、k を増やして数列の初項を最後尾に送り込んだときに、転倒数がどのように増減するかがわかった。わかったからわかったとしかいいようがない。こねくっていたら、転倒数の増減が簡単な計算で求まることがわかった。

それから、転倒数の初期値の求め方を考えた。BIT で殴るのではない、頭のいい方法があるのではないかと考えたが、思いつかなかった。

 提出 #19905237 (AC / 342 Byte / 789 ms / 48888 KB)

BIT です。Ruby や Python で速い提出も同じだったので、転倒数はこう求めるのだ! という頭のいい方法はないのかも。

 提出 #19905970 (AC / 293 Byte / 717 ms / 48844 KB)

実は A 数列をスキャンして作成していた配列 I は不要だった。

BIT を使って転倒数を求める手順も、考え方次第でひと通りではないということ。ソート列を必要とする方法よりは必要ない方法を、BIT へのお伺い(対数時間)が2回になる方法よりは1回で済む方法を選びたい。脳みそはタダだけど計算資源は有限。


2021年02月02日 (火) 八朔 10 kg.


2021年01月27日 (水) 子供が親の監督のもと権利を制限されることがあるように、己の行為の意味が理解できない馬鹿に愚行権は(はな)から想定されないのだなあ。「一方でこの自由の主体たる人物は諸々の能力の成熟している成人であるべきであり、また社会的統制の実行を明確に回避しているわけではないこと、愚行の結果として受ける批判や軽蔑、拒否などは当人が引き受けなければならないことを主張する。


2021年01月26日 (火) 1桁同士の足し算。基本的に雰囲気でわかるようになるんだけど、6+7=13 だけどうにも腑に落ちなくて、6 たす 7 が 13 はないだろう、という感覚に邪魔されて計算が難しかった。そのうち逆張りで、6 たす 7 はイメージじゃないけど 13、という理解が生まれる。通りなれたら迂回路も遠回りとは気づかなくなる、みたいな。