/ 最近 .rdf 追記 設定 本棚

脳log[2017-03-28~]



2017年03月28日 (火) 次回があるのかいつになるのかわからないけど備忘録として。VGF-WA1のリモコン RM-WA1の電池。CR2025だったけど厚みが違うだけらしい CR2032を無理矢理押し込んだ。果たして……。


2017年03月22日 (水) 新聞の短い書評が『けものフレンズ』の本質をズバリと見事に突いていると話題に! - Togetterまとめ」■なぜかコメント欄で組版に関する2者(+1)の争いが始まる。何を考えてそう組むのかっていうのが知れて良い。で、最後は優先順位を付けて妥協するのだろう。現状全肯定も俺様唯一絶対主義も危険だと思うなあ。判断の根拠が示されてこそ同調も反発もできるってもんだけど>どちらかさん。


2017年03月21日 (火) すごく実務的な内容。それは、つまり、できる気がしないということでもある。難しい。けどできないまま開き直ることが許されない雰囲気。「【新入社員向け】入社前に覚えてほしい初心者向けExcel(エクセル)関数+表の作り方+ショートカット - 20代~30代のキャリアを考えるブログ」■自分の場合の最初の一歩は、数式として書けるプリミティブの一覧を調べることだとうすうす悟ってきている。「足し算なので「+」を使えばすぐにでる。だが、「+」が何個も記入するのはめんどくさいことだろう。よって、SUM関数を使えばよい。」と本文にあるが、関数は一覧から選べるので埋められるが、+ はどこから現れたの? 他に何が書けるの? というところで10年以上前につまずいたっきりなので(<使う目的がないっていうのが一番の理由だが)。■最初に道具と環境(評価のコンテキスト)が明らかにならないと何も書けない。Firefoxのアドオンでも、実行のタイミングやアクセス・操作できる環境についての知識が網羅できなくて、終始五里霧中だった。そういう状態ではまぐれ当たりみたいな、よくわからないが動いているので良しとする、みたいなものしか書けない。■少し前に、個人で把握できる最大の規模が部品点数○点までのもので、日本人が強みを発揮するのがこの範囲で、ある工業製品はそれを超える(だから手を焼いている)、みたいな言説を読んだ。■で、どう繋がる?


2017年03月20日 (月) [COSMOS] いつものようにスタートメニューの電源ボタン(※Win7と違ってテキスト無しアイコンだけ)で電源を切ったらスタンバイではなく休止モードになった。なぜだ。コンパネの電源オプションを見たら高パフォーマンス設定が選ばれていて、それに従った動作だった。なぜだ。バランスや省電力設定を選んでもすぐに知らない間に高パフォーマンス設定に切り替わること数日。ハードウェアもソフトウェアも固定化して安定化しきったこのパソコンでそういう邪な変更を持ち込むのは Windows Updateか Avastと相場が決まっている。どちらも前科持ちだ。そういえば Avastといえば、ゲームモードにすると自分とこの宣伝まで抑制して「ゲーム」の邪魔をしないでいてくれるのが偉いのだけど、ゲームだから高パフォーマンス設定にしておいてやったぜってなキングボンビーばりのお節介なんだろうか……。その通り。それで、なんで MPC-BEか Hamana(※DirectXを使用してる(=dllにリンクしてる? LoadLibraryだったら検知できない?)かどうかを基準にして自動登録された?)がアクティブになるたびに高パフォーマンス設定にして、それっきりなの?


2017年03月19日 (日) 収穫1件。文盲(モンモウ)。■「リアルワイ「ぼんよう性高いなwwwwwwwwwwwwwwww」 : 暇人\(^o^)/速報 - ライブドアブログ


2017年03月18日 (土) 前々から疑問なんだけど、「プログラミングするエンジニアに向けたトレンドメディア」であるらしい POSTDはなんでコードを隠すんだろう。読ませたくないの? コードはどうでもいいの? Why does POSTD hide code snippets on it behind fogs.png


2017年03月17日 (金) 面白そうなんやってた。「html5j電子出版部 勉強会「JLREQとCSS」まとめ - Togetterまとめ」■■■[Vista] CPUの温度がいつもより10℃高いから何かと調べたらコアが1つフル稼働していて、原因が svchost.exeだった。svchost.exeの中でもネットワーク関連のサービスをほとんど一手にホストしてるもので、まあこれだろうなと Windows Updateを停止したら落ち着いた。せっせと何時間も意味のあることをやっていたとは考えられないね。


2017年03月16日 (木) 昔はファミ通とか立ち読みしてたけど、今は面白そうなゲーム、実際に買ったゲームの情報が事前にまるで入って来ていない。発売されて、YouTubeのチャンネルをブックマークしてる3人(ぽっち)の実況者の誰かがプレイしてるのを見て、へーこんなのがあるんかー、と知るというのが一番多い。最近発売後に知って次買いそうなのが「HORIZON: ZERO DAWN」。PCモニタに PS2も PS3も PS4も繋がっていて電源を入れるだけという程度にスタンバイしていてこの状況。PS4のシェアボタンは必然だよね。ちなみにソニーのメールマガジン(news@psn.jp.playstation.com)は最近受信が多くてうざいから切ろうかと思ってる。取り上げるタイトルが全然参考にならないんだよね。売りたいゲームとか売れてるゲームとかは俺に向けた情報ではないから刺さらない。■■■右スティックでカメラを動かすらしいのだけど、リバース設定(※)ができないらしい。※右上を見たいときにスティックを左下に倒す設定。これは致命的。たとえばドラクエ7のこだわりのマップ回転操作も、最後まで慣れなかったのだから。最初の実装者は間違えたんじゃないんですよ。2種類の人間がいるってだけなんです。慣れない操作に煩わされて仮想世界を自由に見回せない人間を生まないためには、違いを認めてキーコンフィグを用意するしかないのです。■画面上のカーソルを動かすようにキャラを動かしたり、空中に浮遊しているカメラをスライドさせるのなら「反リバース」設定も自然かもしれない。だから左スティックでのキャラ移動操作には不自然さを感じない(※バイオのラジコン操作もいけるよ!)。でも、仮想世界の覗き窓としてプレイヤーの主観と一致するカメラを、狙った方向に向けるのに自然なスティック操作はどっちかってことですよ。スティックだってのが重要で、スティックを通じて中心にある球体を回転させているわけです。球体の表面にあるレンズを狙った方向に向けるためにスティックをどちらに倒せばいいのか、カメラの三脚を操作するつもりで考えてみてほしい。あるいは首や眼球の筋肉の働きを。■「反リバース」←誰が何を基準にリバースをリバースと決めたのか。反リバース設定こそリバース設定の反対として規定されるものではないのか、という抵抗。■「バージョン1.10 メニュー『SETTING』にX軸を反転する設定を追加」。これだろうか。でも X軸だけ? 左スティックはそのままにできる?


2017年03月15日 (水) WSH(JScript)で COBOLアプリケーションのデータファイルを読んで XMLとして書き出して XSLTでソート&HTML化して JavaScriptでフィルタリングして、Firefoxで印刷するなどしていた>20170307, 20170227。フィルタリングは早いうちに特にソートよりも前にしたいのだけど、URLを通して XSLにフィルタリングパラメータを渡す方法がなかったのでしかたなく。パソコンにデータがあるのに手書きでフォームを埋めるとか嫌だよね。フォームごと印刷したれ。■JScriptでやるっていうのは、まあ、.NETがある今は「特にインストールする必要がないっていうのも重要な要素」だとしても意味のない縛りなんだけど、JScript.Netは後付け言語仕様にこれじゃない感があるし、C#はコンパイルが必要だし(他の方法もある?)、PowerShellは実行するまでが面倒くさい>「Windows PowerShell スクリプトを実行する」。それにランタイムは入っていても jsc.exeや csc.exeはないだろう……と思ったけど、例えば C:\Windows\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\ にあるのだから、やっぱりどこでも入ってるのかも。今では実行時にコードをあれこれ操作したり作り出したりすることもできるみたいだから、コンパイラのコアもランタイムの一部で、コンパイラはただの UI(ガワ)だったりするだろうか。■データファイルはヘッダ+固定長レコードだった。Shift_JISで読み込むと文字数とバイト数が比例しないし文字コードとバイナリも素直に対応しないので、2バイト単位になるけど Unicodeテキストとして読み込むことでバイナリデータにアクセスできる。こういうときサロゲートペアが2文字扱いになる仕様が重要。ECMAScriptがそうかは知らないけど、よく聞く仕様ではある。■データの型は(桁数を無視すると)3種類だった。Shift_JISの文字列と、Shift_JISの半角数字(※ASCII数字ともいう)と、唯一混ざり込んだバイナリっぽいものが10進1桁を4ビットで表現して最後を 0xC(正符号)でターミネイトした packed decimalだった。これがあるせいで、このバイナリっぽいものがたまたま Shift_JISの先行バイトだったときに、文字数とバイト数の対応や文字コードとバイナリの対応が崩れるせいで、全体を Shift_JISテキストとして読み込んで切り分けることができなかったのだった。■固定長だということや Shift_JISや ASCII文字だということや、16進1桁をそのまま 10進1桁として使用することが、どれもエディタで見てわかることに繋がっていて非常に助かる。可変長だったらヘッダの特定のバイトを読んで長さを確定しないといけないし、テキストデータだからって圧縮されていたら展開しないといけないし、10進3桁(1000通り)を表現するには2進10桁(1024通り)もあれば十分だぜなんて効率を考え出したらバイナリエディタで開いただけで数字が読めたりはしなくなるので。■■■意外に難しい。「4nビットを用いて整数を表現するとき,符号なし固定小数点表示法で表現できる最大値をaとし,BCD(2進化10進符号)で表現できる最大値をbとする。nが大きくなるとa/bはどれに近づくか。」さっきも書いたけど、BCDって言われて10ビットで10進3桁を表現することを考え出すと答えから遠ざかってしまう。■これをダブルクリックしたら入力済みのフォームが表示されるからメニューから印刷したらいいよと一人に説明したら、パソコンに手入力したものを印刷してたのだと思ってたとのこと。そうね、パソコンって使いにくいワープロかもしれないね。

最終更新: 2018-06-09T23:02+0900

[javascript] ビット演算子多めのヘルパーメソッド群

用途はタイトル欄(↑)を参照のこと。JavaScriptのビット演算は事前に整数化が必要なため遅いらしいですよ。

あと、これは JavaScriptではなく JScriptです。関数名でインチキしてるので、って書くまでもなく new ActiveXObject してるのだから明らかだった。

function String.prototype.trim()
{
	return this.replace(/^[\s ]+|[\s ]+$/g, "");
}

function String.prototype.atoi(offset, width) // 引数の単位はバイト。Unicodeにマッピングされた ASCIIではなく、UTF-16の符号単位2バイトを2つの ASCII数字として解釈する。符号は非対応。省略したら文字列の端から端まですべてが対象。
{	// 0x30(0),..., 0x39(9)
	var Offset = offset != null && 0 <= offset && offset < 2*this.length ? (offset>>>0) : 0;
	var Width = width != null && 0 <= width && Offset + width < 2*this.length ? (width>>>0) : 2*this.length - Offset;
	if (Width == 0) {
		return 0; // NaN もありか?
	}
	var x = 0, i = (Offset + 1)>>>1, I = (Offset + Width)>>>1;
	if (Offset & 1) {
		x += (this.charCodeAt(i-1)>>>8) & 0xF;
	}
	if (x == 0) {
		// ありがちな場合のショートカット
		while (i < I && this.charCodeAt(i) == 0x3030) {
			i += 1;
		}
	}
	for (; i < I; ++i) {
		var Ch = this.charCodeAt(i);
		x = x * 10 + (Ch & 0xF);
		x = x * 10 + ((Ch>>>8) & 0xF);
	}
	if ((Offset + Width) & 1) {
		x = x * 10 + (this.charCodeAt(I) & 0xF);
	}
	return x;
}

function String.prototype.asPackedSigned(offset, width) // 引数の単位はいずれもパックされた10進1桁(=4bit)。省略したら文字列の端から端まですべてが対象。
{
	// assert(0 != this.length);
	offset = 0 <= offset ? offset>>>0 : 0;
	width = 1 <= width && width <= 4*this.length-offset ? width>>>0 : 4*this.length-offset;

	var decstr = "";
	for (var i = offset>>>2; i < (offset+width)/4; ++i) {
		var LLHH = this.charCodeAt(i);
		decstr += String.fromCharCode((LLHH>>>4)&0xF|0x30, LLHH&0xF|0x30, (LLHH>>>12)&0xF|0x30, (LLHH>>>8)&0xF|0x30);
	}
	offset &= 3;

	var Sign = {
		"<"/*0x3C*/:+1, "3"/*0x33*/:+1,
		"="/*0x3D*/:-1, "7"/*0x37*/:-1
	}[decstr.charAt(offset+width-1)] || 1;
	return Sign * decstr.substr(offset, width-1); // decstrが 0-9以外の文字(:;<=>?)を含んでると NaN。
}

function String.prototype.endWithSJISLead()
{
	if (! this) {
		return false;
	}
	var Ch = this.charCodeAt(this.length-1) >>> 8;
	return 0x81 <= Ch && Ch <= 0x9F || 0xE0 <= Ch && Ch <= 0xEF;
}

function String.prototype.asSJIS(Mask) // 先頭1バイトを捨てる(Mask=0xFF00), 末尾1バイトを捨てる(Mask=0x00FF), 両方捨てる(Mask=0x0000), そのまま(Mask=0xFFFF,null,undefined)
{
	var Share = {
		old: arguments.callee,
		path: FSO().BuildPath(
			FSO().GetSpecialFolder(2/*TemporaryFolder*/),
			FSO().GetTempName()
		),
		temp: null
	};
	Share.temp = {
		fou: FSO().OpenTextFile(Share.path, 2/*ForWriting*/, true/*creat*/, -1/*Unicode*/),
		fin: FSO().OpenTextFile(Share.path, 1/*ForReading*/, true/*creat*/, 0/*Shift_JIS*/)
	};
	Share.temp.fou.Write(""); // write BOM
	Share.temp.fin.ReadAll(); // drop BOM

	var asSJIS = function(Mask) {
		if (! this) {
			return "";
		}
		if (Mask == null) { // 速度面で意味のあるショートカット。
			Share.temp.fou.Write(this);
			return Share.temp.fin.ReadAll();
		} else {
			var s = this;
			s = String.fromCharCode(s.charCodeAt(0)&(Mask|0xFF00)) + s.slice(1); // s.length == 1 のときを忘れないように。
			s = s.slice(0,-1) + String.fromCharCode(s.charCodeAt(s.length-1)&(Mask|0x00FF)); // s.length == 1 のときを忘れないように。
			Share.temp.fou.Write(s);
			s = Share.temp.fin.ReadAll();
			return s.slice(!(Mask&0x00FF), s.length-!(Mask&0xFF00)); // 後ろから2バイト目が Shift_JISの先行バイトだった場合、捨てるべき1バイトと結びついて1文字になってるだろうから捨てすぎてしまうだろうね。
		}
	};
	asSJIS.clean = function() {
		Share.temp.fou.Close();
		Share.temp.fin.Close();
		FSO().DeleteFile(Share.path);
		String.prototype.asSJIS = Share.old;
	};

	return (String.prototype.asSJIS = asSJIS).call(this, Mask);
	// 循環参照とかありそうでやばくない? 長く実行するわけじゃないけども。
}
function String.prototype.asSJIS.clean()
{
/*
	asSJISを呼び出したのと同じ回数だけ
	ファイルを作成して、削除するのなら、cleanメソッドはいらない。
	一時ファイルが蓄積するのを気にしないのなら、cleanメソッドはいらない。
	どちらも気になるのでテキトーなタイミングで cleanメソッドを呼んで
	一時ファイルを削除する。
	その次の asSJIS呼び出しでまた一時ファイルが作成される。

	この空のメソッドは上記のコメントのために存在しているのではなく、
	一度も asSJISを呼び出さないうちに asSJIS.clean()を呼び出しても
	エラーにならないように置かれている。
*/
}

function Date.prototype.format(Fmt)
{
	var Map = {
		"%": "%"
		,Y : ""+this.getFullYear()
		,m : ("0"+(this.getMonth()+1)).slice(-2)
		,d : ("0"+this.getDate()).slice(-2)
		,H : ("0"+this.getHours()).slice(-2)
		,M : ("0"+this.getMinutes()).slice(-2)
		,S : ("0"+this.getSeconds()).slice(-2)
	};
	return Fmt.replace(/%(.)/g, function($0, $1) {
		return Map[$1] || $0;
	});
}

function Date.prototype.isOlderThan(Other)
{
	return this.valueOf() < Other.valueOf();
}

function FSO()
{
	var FSO_ = new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject");
	return (FSO = function() { return FSO_; })();
}

JScriptの function Declarationはたぶん事前実行される点が違うだけで function Expressionのシンタックスシュガーなんだよね。だからドットでつないだ関数名でプロパティ代入ができる。便利。関数の順番を気にしないで済む。

 @2018-06-09 バグ修正

50行目、String.prototype.asPackedSigned

-	}[decstr.charAt(width-1)] || 1;
+	}[decstr.charAt(offset+width-1)] || 1;

offset が4の倍数でない時に間違った場所を読んでいた。ときどき個数としてありえない負の数が現れて発覚した。2万数千件に対して10数件の割合だったので2か月以上気がつかなかった。無念。

最終更新: 2017-03-17T03:48+0900

[javascript] ビット演算に伴う整数化。符号付き整数化。符号無し整数化。

今まで意識してなかったけど、ビット演算を使って数値を整数化するとき、その結果が符号付き整数か符号無し整数かは重要。ビット演算の前準備としての整数化では32ビット幅への切り詰めが行われるから、すごく大きな正数が切り詰められた結果の32ビット目がたまたま 1 だったときに負数が返ってきたりする。それに驚きたくないなら符号無しのビット演算を使う。

999999999999|0     //=> -727379969
999999999999>>>0   //=> 3567587327
999999999999>>>0|0 //=> -727379969

2017年03月07日 (火) [Vista] 昨日知ったこと。Scripting.FileSystemObjectでバイナリファイルを Unicodeファイルとして読んだとき、それは UTF-16LEと UTF-16BEのどちらとも解釈されうるが、先頭の2バイトを見てもそれはわからない。それならいっそ「UTF-16LEにしか対応していません」の方がよっぽどましなんですよ。どうして UTF-16BEとして解釈されたのかがわからないから、バイトを並べ替える必要があるのかないのか判断がつけづらい。■Scripting.FileSystemObjectが返す Fileオブジェクトのタイムスタンプ(DateLastModifiedとか)が組み込み型の Dateではない謎の型なのって結構な罠。new Date(File.DateLastModified) みたいに Date型のコンストラクタに渡す以外の使い道が見つけられないのに、その唯一の使用法が載っていない。■今日知ったこと。WScript.Arguments.Namedが返す WshNamedオブジェクトは名前付きのコマンドラインオプションに名前でアクセスするために用意されてるんだけど、名前のリストを列挙するメンバーがドキュメントには存在していない。数字を引数にしたり添え字にしたりしても何も引き出せないし、JavaScriptらしく for...in しても列挙できない。この、JavaScriptになじまない感じ、DateLastModifiedを Dateでラップする感じ、フォルダやファイルのコレクションを Enumeratorでラップするのと同じ感じ……。new Enumerator(WScript.Arguments.Named) でキーを列挙できるんだね。初めて知ったよ。WSH5.6の HTMLヘルプの更新日時が 2001年だっていうから、16年目の発見!■まだわかっていないこと。Dateのコンストラクタのひとつが year, month, date,...というパラメータのリストを受けとるんだけど、手元に "2017-03-07".split("-") したような配列がある場合、Functionオブジェクトの applyメソッドを使って引数リストを配列で与えたくなる。だってそうすると変数に入った文字列が時分秒まで含んでいた場合もひっくるめて "2017-03-07 23:34:00".split(/[- :]/) で処理できるから。でも new演算子ってちょっとなじみが悪くて、この場合に組み合わせて使えない感じ。■あ、だめだ。monthは 0-11の範囲の数字なんだった。splitしたそのままでは使えない。


2017年02月28日 (火) 「インスタンス化」■instantiateの訳語だと思うがどうだろう。「インスタンス化」と聞くと「インスタンスにする」と読み下され、当然のように「何を?」という疑問が湧いてくるのだけど……。もちろん答えは、ヒープやスタックから切り出してきた特定のサイズのメモリを、であり、それに特定の解釈を与えてある型・あるクラスのインスタンスに仕立て上げることをインスタンス化と言うのだろうけど、「何を?」というのは注目すべき点ではないので「インスタンス化(=~をインスタンスにする)」という用語を使用することに抵抗を感じる。「(ある型・あるクラスをお手本・鋳型にして)インスタンスを作成する」というのがしっくりくるかな、と。さらに言えばやってることは型抜きなんだから「型抜き」って呼ぶことにすれば……まず伝わらないな。それにクッキーのあれを抜き型と呼びはしても型抜きといえば縁日の何かを指すことが多いらしく、検索に引っかかるのはそればかり。工業的には打ち抜き加工と言うらしいし。■20161214CAppNodeGroupHandle__PostMessageToAllEditors(member-template ver.).txtで書いた「SendMessage/PostMessage版の明示的インスタンス化」というコメントは「SendMessage/PostMessage版のインスタンスを明示的に作成する」にしとけばよかったな。■というようなことをお風呂で(20170215)頭を洗っていて手が塞がっているときに考えていた。■確認したらコメントでは「インスタンス化」ではなく「実体化」という用語を使っていた。受ける印象が違ってこれはこのままでいいんじゃないかと思ってしまうのは、自分の「インスタンス(instance)」という語に対する理解、具体的イメージが乏しいからなんだろうな。なんだ最初から難癖だったのか。an instance=実例、(論拠となる)例。具体的・即物的なイメージをもっとインスタンスという語に対して持てていれば「インスタンス化」と「実体化」という同じことを指す2つの用語から受けるギャップが縮まって、インスタンスとクラス、実体と型を同列に並べる愚を避けることができて、それらあり様の違う対比される二者の間の変換を~化と呼ぶことを自然に受け入れられたのではないか。■とりあえず「インスタンス化」より「実体化」の方が概念を掴みやすくてわかりやすいので使っていこう。


2017年02月27日 (月) [SakuraEditor] bregonig.dllの ver.4.11ってサロゲートペアがペアになってないと、以降のマッチを見逃す……ことがあるんじゃないだろうか。サロゲートのペアを構成しない LOW, HIGHどちらかだけより後ろの方にある \x{0}A がマッチしない。後ろにあるのが \x{0}\x{0} だとしっかりマッチするんだけど。■比較したのは ver.2.00となんだけど、こちらも、HIGH SURROGATEの直後にパターン \x{0}A で表される文字列がくる場合に限りマッチしない。直後でなければマッチするし、直後でもそれが \x{0}\x{0} で表される文字列とパターンであればマッチするし、HIGH SURROGATEが LOW SURROGATEであってもやはりマッチする。■ということを VC++の L"\xD8D8\xDCDC\0A" みたいなリテラル文字列をちょっとずつ修正しながら確かめたんだけど、コンパイルされるから実際の文字コード・バイト列はよくわからんよね。Windowsでワイド文字っていうと Unicodeであり、Windowsで Unicode(符号化文字集合だが符号化方式を指したりもする)っていうと UTF-16LEなんだろうけど。←ここでは BOMの有無を規定していない。こんな勝手なお約束をグローバルルールにしようなんて考えてるとしても無理筋ですよ>「UTF-16LE符号化スキーム/16ビット整数をリトルエンディアンで直列化する。バイト順マーク (BOM) は使用不可。」 使用不可! 無理に決まってんじゃん。そんな期待予測予断を誰かに抱かせようという試みが既に有害だわ。LEは little endianの略で、さっきのは目に見えない情報を UTF-16というエンコーディング名の後にメモ書きしただけですからね。■2種類のパターンの選び方に特に意味はなくて、「U+0000 U+0000 U+0041(大文字A) U+0000」の4文字を多数含むバイナリファイルを置換・整形してるときに気づいたってだけ。エディタは UTF-8で解釈してるからファイルにあるのは 00 00 41 00 の4バイトで(※Stirlingで確かめた)、エディタの内部表現とコンパイラのワイド文字列リテラルが wchar_t列で 0000 0000 4100 0000 だと思う(※たぶん UTF-16LE。LEのバイトオーダーってたぶんこうだよね。sizeof (wchar_t) == 2 なのは処理系依存で VC++だからだってね)。■ところで、サクラエディタがファイルを UTF-8のバイトストリームとして読み込んだとき、文字を構成しない不正なバイトは CCodeBase::BinToText によって「バイナリ1バイトを U+DC00 から U+DCFF までに対応付け」られるらしいことが、ちょろっとソースを読んだ限りでは窺われるんだけど、マッチを見失わせるペアを構成しないサロゲートってこうして生まれるんだね……。


2017年02月24日 (金) 20170212に書いたことで思い出して昔々に読んでいたサイトを再読してるんだけど、これ思いつかないなー>「Tips 71.  点と矩形との領域判定の高速化」■一番最後のコード。x が r.leftより小さいときに比較が意味を成さなくて無条件に成り立つんじゃないかと思って悩んだんだけど、(unsigned int) ってキャストしてることに意味があったのね。その操作はどの命令を選ぶかに影響するだけでコストはかからないんだろうね。コンパイラを黙らせる以外の static_cast/reinterpret_castの使い道を俺は知らなかったよ。アセンブリで考えられないのが弱いんだなあ。■古い記事なんだけど昔のまま残ってるのがいいね。そこからリンクされてる外部のページはやっぱりなくなってたりするんだけど、その中で「Cプログラミング診断室」と「猫でもわかる~」が同じ場所で昔の雰囲気を残したままに残ってるのがさすがだなと思った。■どっちも有名だけど、こんなところで繋がるのか……>「Yanesdk.NETのライセンスについては、NYSLライセンス(http://www.kmonos.net/nysl/)を採用します。