/ 最近 .rdf 追記 設定 本棚

脳log[2025-03-11~]



2025年03月11日 (火) でかいのからちゃちいのまで AC アダプタが並んでるのを見て、邪魔やし共通化できひんのかなって思ったときに、USB が実質的な DC コンセントなんかなと初めて気がついた。PC と全く関係がないような卓上電気製品が USB から電源を取るというと、ジョークグッズか氾濫しすぎた USB の異常進化かと思っていたけど、どこにでも USB の口があるという以外にもメリットがあってああいう形態になっていたのかな。


2025年03月08日 (土) [AtCoder] 今日は AtCoder Beginner Contest 396 があった。自分のすべての提出。E を除いて F まで解いた。F は調子がいいときなら BIT を使うだけという感じで 15 分くらいで解いても不思議はないけども、今日は1時間かけた。E 問題はとっつきが悪く、方針が決まったあとでも具体的な実装に迷う難しさがあった。■A 問題 Triple Four。手を抜くつもりで正規表現でやったが罠があった。しかしその罠にはすでにかかったことがある! /(\d+)\s+\1\s+\1\s+/ というパターンを書いた。入力末尾の改行を保存しているので3番目が入力の末尾でもマッチするのでそこは罠ではない。罠というのは入力が "11 1 1" というケース。11 の末尾1桁だけを切り出してマッチしてはいけない。提出直前に気がついてテストしてパターンの先頭に \b を足した。\b は単語境界(\w と \s、\w と \W、\s と \S の間)にマッチするパターン。■B 問題 Card Pile。スタックが使えますかという問題。■C 問題 Buy Balls。かなり難しい。貪欲法でやろうとしたけど、どうやるべきか、本当に貪欲法でいいのか、すっきり答えが見通せなかった。黒より白の数が多くなってはいけない。だから基本的に黒を取ることにし、黒を取るときに同時に白を取るかどうかというオプションを考えることにした。それでいい? 白が先になくなる場合、黒が先になくなる場合、黒が負でも白と併せて正なら取るべきか、そのとき併せるべき白は何か、処理順によって判断が変わってくることはないか、考えるだに貪欲法で大丈夫か不安が募る。よーく考えて提出して AC。10 分弱かけた。■D 問題 Minimum XOR Path。制約で難しさを出すのが定番の D 問題で愚直 DFS でもない順列総当たり O(N!) が通るのは甘々です。といって前にも1回「甘々です」と書いているので、前例がないわけではない。■F 問題 Rotated Inversions。E よりとっつきが良かったので F 問題から考えた。k=0...M につれて転倒数の変化を数えれば良い。変化はある要素が 0 に落ちるタイミングで起こる。自分は最初左にあって大きい要素の数と、右にあって小さい要素の数を使って変化量を数えようとした。答えが合わないから、左にあって小さい要素と右にあって小さい要素を使って数えてみたり、左にあって大きい要素と小さい要素と右にあって小さい要素を使って数えてみたりして、最終的に左右にあって大きい要素と小さい要素の数を使って数えて答えが合った。途中で何度か考え直していたんだけど、なかなか全体像が見えなくて答えを出すのに4つの変数が必要だとわからなかった。4変数のどれも答えを出すのに必要なんだけど、どこまで考慮すれば十分かはそれほど明らかでなく、目についた不十分な変数の組み合わせで答えを出そうとしていた。■E 問題 Min of Restricted Sum。数学問題に見えて実はグラフ問題であり、やれば答えが出る。つながっている要素間ではある要素のあるビットの 0/1 が決まれば他のすべての要素の 0/1 が決まる。0 の数と 1 の数を見て 0 にするか 1 にするかを決めればいい。どうやるか。UnionFind と BFS でやったけど、制限時間いっぱいの 2995 ms かかっていてこれは遅いらしい。時間内に Ruby で通している人たちはそれぞれ 660 ms970 ms1303 ms しかかけていない。提出が早いほど早いのには残酷な格差を見て取ってしまう。■コンテスト成績証。6問解けてないしあまり早くもなかったけど水パフォ上位で +12。前回から AtCoder がデレてきている。


2025年03月07日 (金) [AtCoder] 精進。前々回の ABC394-F「Alkane」。問題は十分に理解できていたし、E 問題に手が付けられなかった分、E 問題に費やすべき時間も使ってじっくり落ち着いて実装をし、デバッグをしていたのだけど、22時13分の提出 #63052484 が (RE×1/WA×27/AC×31)、22時34分の提出 #63061106 が (WA×28/AC×32) で時間切れになっていた。それから約2週間放置していたのは、自分は何も考え漏らしも勘違いもしていないし、十分に考えを整理してデバッグして書き直しもしたので、あれが間違いならもう何もわからないというのが理由だった。■これが今日の提出 #63061106 (AC)。2週間ぶりに自分の提出を読み直してみたら、13 行目にこんなのがあった。cs.sort_by!(&:size) cs というのは数値配列で、数値を size プロパティに基づいてソートするというのは、ほぼ何もソートしていないのに等しい。だって Bignum でなければ 32 ビット整数なら4、64 ビット整数なら8に決まっているのが数値の size だから。この間違いは過去にもやったことがある。単純に .sort と書くべきところで .sort_by と書いてしまったときに、つい選んでしまって疑問を持ちにくいのが .sort_by(&:size) なのだと思う。しょーもない間違いで貴重な得点を失ったものだ。■解法について書く。テキトーに根を選んで DFS をした。再帰関数の戻り値はアルカンの構成要素になり得る C または H の数。たとえば子がないなら自分自身を H と数えて1を返す。アルカンを構成しうる子が4つ(以上)あるなら、自分自身を C として中心に据えてアルカンを完成させて答えを更新する。アルカンを構成しうる子が1つでもあってそれが単純な H でないなら、自分自身を H として加えてアルカンを完成させて答えを更新する。アルカンを構成しうる子が3つ(以上)あるなら、自分自身を C として中心に据えてアルカンを構成しうる子であるとして親に返す。子が7つも8つもあっても選べるのは最大で4つまでなのだから、できるだけ数が大きい子を選ばないといけない。そのためのソートだったのだけど、ソートできていなかったので WA が出ていた。「アルカンを構成しうる子」というワードについて。実はすべての子がアルカンを構成する(その子を H とみなす)。最初に実装を始めたときには明らかでなかったので思わず条件があるみたいに書いてしまっただけ。


2025年03月05日 (水) [Win11] 以前にパラメータ付きのショートカットファイルへの変更が黙って捨てられると書いた>20240103。それは今もう直ってるのか知らないけど、今日またひとつ。ショートカットを集めたフォルダに「未読.lnk」という名前を付けている。.lnk で終わるファイルはショートカットファイルだけど、これはフォルダの名前。このフォルダへのショートカットを右クリックや Alt+ドロップで作ることはできるんだけど、プロパティダイアログを一度開くと「ショートカットへのショートカットは作成できません。」というメッセージが出て閉じられなくなる。またショートカットのプロパティシートなんですよ。■[Win11] 環境変数 PATHEXT を見ると .com .exe .bat などに加えて .wsf も拡張子リストに入ってるんだけど、スタートメニュー検索は *.wsf が実行可能ファイルだと認識できなくて勝手に検索結果から除外して見つけられない。フォルダへのショートカットに explorer.exe を付加するのと同じように、wscript.exe なり cscript.exe を付加して教えてやらないといけない。タスクバーの仕様といい、ファイルではなくアプリケーション……でもないアプリにフォーカスする姿勢は一貫しているけども、一貫して役立たずなのよな。スタート(起点)は実行可能ファイルだけではないし、実行可能ファイルをもれなく見つけることさえできていない。スクリプトがやっといじれるだけのインターンに再実装させた結果がこのスタートメニューだと思ってる。低機能で不完全で Windows の他の部分や Windows の過去と統合されておらず、ろくに機能していない。■[Win11] スタートメニューの検索。インデックスが数十万になるとエクスプローラーと設定のいくつかがフリーズして役立たずになるので対象を大いに絞らなければいけない。スタートメニューとお気に入りとその他少しだけがインデックスされるようにして、スタートメニューフォルダとお気に入りフォルダにプログラムとファイルへのショートカットを集約することにした。提案なんですけど、スタートメニューとお気に入りを最初からスタートメニューで一覧できるようにすれば、検索せずに選ぶだけでいいから人間の記憶とタイピングに頼らなくてもいいと思うんですけど、いかがですか(Windows Vista のスタートメニューはどちらも一覧できるし検索もできていた)。コマンドをタイプしないと始まらない CUI に対する GUI の優位性って、できるアクションがメニューバーで一覧できるところを数えることができると思うんですが、その優位を捨てるんですか。さておき、さっき書いたように除外されるショートカットに手を加える必要があるし、インデックスがあるファイルであっても接尾辞で検索できなかったりするのが不満。PC 内のファイルを満足に見つけられないのにすぐに Web を検索したがるのを止められないのも不満。検索結果を右クリックしてもプログラムを選んで開くことができないのも不満。だからファイルの場所を開いてから右クリックするひと手間が増える。■[Win11] ClockLauncher2 というありがたいソフトを使わせてもらいながら、タスクバーにクイック起動とフォルダツールバーが再実装されるのを待っている。タスクバーにピン留めしたエクスプローラーを右クリック(もしくは Win+Alt+数字)して表示されるクイックアクセスで代用しようとしたけど、クイックアクセスにはフォルダしかピン留めできないのが起点として弱い。探しても答えがないことがあるというのも、どこから始めれば答えが見つかるか予め考えてしまうのも、起点として弱い。すべてスタートメニューが悪い。ところで、ユーザーフォルダの開き方に2種類あるのを知っていますか。アドレスに「PC>C:>Users>UserName>」と表示される場合と「UserName>」とだけ表示される場合。エクスプローラーが気がつくとすぐにユーザーフォルダ(UserName)をルートにしてしまう。自分が知っている一番古い Windows 98 の頃からデスクトップという仮想フォルダをルートにしたがるのがエクスプローラーの伝統だけど、デスクトップからユーザーフォルダへ上がれないのも、ユーザーフォルダから Users フォルダへ上がれないのも、単純に不便なんだ。プログラムであるかその他のファイルやディレクトリであるかを区別せず、ファイルシステム上の実体にしか興味がないのに、区別して除外したりないものをあるように見せかけたりあるものを隠したりして、スタートメニューもエクスプローラーも役立たずになる。でもごみ箱フォルダだけは便利だよ。■[Win11] お気に入りフォルダって Edge のお気に入りではないんだね。その他の各種ユーザーフォルダと同様の特別扱いを受けているみたいだけど、今や使い道が不明。Internet Explorer を使おうとしても Edge の Internet Explorer モードに案内されるだけなので、まじで不明。100 ちかく一気にバージョンアップした Firefox でアドオンとテーマを再構成したり、バージョンアップでできなくなったことの代替手段を探したり、タッチ操作への最適化を about:config や userChrome.css で無効化したりしているときに気がついてしまったんだけど、ほとんどのことが Microsoft Edge では最初からいい具合になっている。Edge がまったく悪くないから、スタートメニュー検索のために Edge のお気に入りが汚染されることがなかったのは良かった。Firefox 136 はこの日記をリーダービューで読ませてくれないし、だから読み上げることもできないんだけど、Edge は間違えて Ctrl+Shift+U を押したときにいきなり読み上げを始めて、そんなことが最初から当たり前にできるんだと、最近のパソコンはすごいなと驚いたんだよね。Edge のすごく目立つフォーカスリングも良い。この日記ではずっと前から CSS でフォーカスにアウトラインを与えているし、Firefox の userContent.css をいじってその他のすべてのページでも同様のアウトラインでフォーカスアイテムを目立たせているんだけど、Edge ではそういうことを自分でやらないでも最初からできている。フォーカスはキーボードで特に重要。マウスやタッチだとぺたぺたと触ったところが即ちフォーカスのあるところなのでフォーカスを意識する必要がない。でもキーボードで文字を入力するとき、ページをスクロールするとき、フォーカスのある場所を気にしないわけにはいかない。最近ではフォーカスに関係なくホイール操作をマウスカーソルの下に送るのが当たり前になったから、フォーカスの扱いがさらに雑になったと感じている。「(バージョンアップした) Firefox は思うようにスクロールができない」とはそういうことだ。だからなおのことフォーカスリングがよく見えるのが嬉しい。


2025年03月04日 (火) [Xperia 10] スマホにあわせて買った帆布のポーチが破れてしまった。そろそろ6年になろうかというタイミング。落下防止のためにカラビナにベルトを通してからぶらぶらしないようにポケットに突っ込んでいるのだけど、ポケットの縁との摩擦で消耗していったみたい。アマゾンで代わりになりそうなものを漁ってみたけど、無駄な要素が多くてどれも満足できない。雑に縫い合わせて使い続けるのだった。DSC00943.JPG (1.1 MiB)。丁寧に仕上げる技術はないし、弱ったところを縫い合わせても今度はすぐに縫ったところを囲うようにひと回り大きく破れるのだよね。布自体が弱っているから。これの解決策のひとつがアップリケなのかなと思う。離れた丈夫なところに針を刺す。他に何ができる? ちなみに画像の状態は、無事な内側の布と裂けた外側の布のあいだに大きく切ったジーンズの端切れを挟んで両面テープで固定してからジーンズと外側の布を一緒につまんでぐるぐるしている。


2025年03月01日 (土) [AtCoder] 今日は AtCoder Beginner Contest 395 があった。自分のすべての提出コンテスト成績証。F まで典型度が高く簡単でした。G はとりあえずワーシャルフロイド法で全点間距離を求めてから再帰関数で木を作って最小コストを求めてみた。サンプルの1は合う。サンプルの2は答えが合うものも、答えが大きすぎるものもある。わからない。PC の時計が1分近く遅れていてコンテストに遅刻しました。それから、自分はいつも G 問題を開いて提出言語を Ruby に変更してから他の A から F の問題を開いている。そうすると A から F の提出言語が最初から Ruby になっているし、タブの並びが A から G まで順番になるので具合がいいのだけど、今日は G 問題の問題ページに提出欄がなかった。新しい PC だからブラウザの設定が違うだろうからと外部スクリプトを順番に許可してみたりしていたのだけど、なんと今日の G 問題にはもとから提出欄がなかったのだった(提出タブから提出することはできます)。「質問 - ABC395」。さらに無駄な時間を使ってしまったけど、逆に肩の力が抜けた面もある。■A 問題 Strictly Increasing? Enumerable#each_cons で素直に判定した。何をもって「素直」とするかは判断が分かれるところ。適切な初期値を補って N 回判定を行うことを自分は素直ではないと考えたけど、N=1 の場合に each_cons(2) が何を返すか一瞬の判断を要するところが素直ではないという考えもあるだろう。■B 問題 Make Target。B 問題なりの配慮だったのだろうか、冒頭からこれ「以下のような N×N の模様を作成してください 」。ABC375-C Spiral Rotation は難しすぎて解けなかったもんね。今日は出力例を見て見たまんま実装した。■C 問題 Shortest Duplicate Subarray。同じ値の最小間隔が答え。ペナルティが出ていてびっくりしたんだけど、見たら全部 WA だった。この場合のデバッグはむしろ簡単で、スクリプトを2回貼り付けていたのが原因だった。さらに言えば原因は Firefox と MS-IME にある。(バージョンアップした) Firefox は思うようにスクロールができないし、MS-IME は全角/半角の切り替えが狂っている。ATOK2009 を使い続けたかったが Windows 11 においては入力できるコントロールと入力できないコントロールが混在していて支障がある。そのうち必ずなんとかする。■D 問題 Pigeon Swap。E 問題でもよくないですか? ABC279 では F 問題が BOX でしたよ。どちらの問題も3種類のマッピングを管理して答える。■E 問題 Flip Edge。01BFS かなと思って実装を始めたけど、それだと手戻りというか上書き更新というか、何度もグラフ全体をなめさせられる気がしたのでダイクストラ法に落ち着いた。頂点を倍加した1つのグラフでやるか2つのグラフを並べてやるかで迷ったけど、慣れた方でやった。■F 問題 Smooth Occlusion。歯は伸ばすことができないので大きすぎる H は答えにならない。逆に全部削ればいいのでゼロは必ず答えになる。コストと H は比例している。二分探索で H を決め打ってから、取りうる上の歯の長さの範囲を前から順に求めていった。空でない範囲が得られる最大の H がコストを最小化する。他の人の提出を見るに、実は二分探索はいらなかったらしい。■G 問題 Minimum Steiner Tree 2。1 から K と s, t 以外の頂点が交差点になるケースに対応できていないことが寝る前に分かった。ではどうするか、わからない。


2025年02月28日 (金) ジュンク堂書店オンラインがサービスを終了し、会員情報を引き継いだ honto が紙の本の取り扱いをやめ、まんが王に救いを求めたらあっという間にこの事態(まんが王倶楽部-MANGAOH CLUB-[ニュース] 【重要】成人向け作品の取り扱い中止について)。エロ以外のマンガと一部の小説しか取り扱いがないとなると注文できるものが限られすぎる。ならばとかつて店頭受け取りにつかっていた e-hon がいつの間にか始めていた宅配を併用し始めたのだけど、今月注文して届いたエロマンガ(複数)の存在が抹消されていることに気が付いたのが今日(3月1日)。注文履歴から本のページへのリンクが切れているし、以前はページがあった新刊も存在しないことになっている。新聞では書店を救おうという新聞紙・出版社・議員の動きが報じられているが、事態は切迫しています。エロの危機。いまさら本屋や紙の本を救おうという動きには乗りきれないんだけど、エロを排除しない決済手段や流通プラットフォームがあるべきだし、その点で紙の本と実店舗には信頼がある。今日初めて紀伊國屋書店ウェブストアにアカウントを作って注文をした。


2025年02月27日 (木) [Win11] モニターをコマンドでオフにしたい需要がある。モニターの電源スイッチを触らずに。SC_MONITORPOWER というウィンドウメッセージがある。かつては Ruby で書いたけど、今だと PowersShell を使ってショートカットファイルにワンライナーを書いてできるらしい。「PCの画面をオフにするショートカットつくってみた #Windows - Qiita」。ここからが本題。なんでモニターの電源がオフになると実行してるバッチが中断してるんですか? バッチを中断したければ Pause ボタンを押すかスリープするかするんで、モニターをオフにするときというのは、モニターをオフにしたいときなんですよ! 電源ランプが点滅してるから正真正銘スリープしてるんだよな。これはつまりカバーを閉じたときにスリープする設定をなぞっているということか? そんな設定も閉じるカバーもないけども、ノート PC のパーツを使ったミニ PC ではある。■[Win11] 起動直後は普通に使えるし、しばらくしても他のプログラムは正常に動作しているのだけど、エクスプローラーと設定アプリがフリーズするようになる。画面が真っ白でフォルダの中身が表示できない。ドライブの右クリックメニューが出ない。設定は選択により状況がまちまちで、ホームが表示されるまでの待ち時間が非常に長く、アカウントについてはヘルプを表示のリンクしか表示されない。検索設定のリンクが機能していない。他の設定は表示される。Windows Search というサービスを無効にしたら解消した。すべてがまともに応答している。何十万という検索インデックスが良くなかったらしい。できないことをやろうとするなよ。Thunderbird も 1.5 GB くらいのサイズの検索インデックス(global-messages-db.squlite)を扱いかねているみたいだったのでグローバル検索をオフにしたのだった。できないことをやろうとするなよ。ちなみに Thunderbird はそれでも設定画面が応答せず新着メールの受信が 10 分以上まったく完了しない状態が続いたので「Windows11でThunderbirdが度々フリーズするトラブル - Win11ラボ」にしたがってバージョンを 60 に下げてから 91 まで上げたのだった。91 ではすべてがまともに応答しているし、受信ボタンはアカウントを選んで受信することができる。最新の Thunderbird は受信ボタンに▼がなく、押しても2段階認証のコードを有効期限内に受信することができず、新着フィードはありませんというメッセージを表示するだけの無能だった。あることがわかっている新着メールを受信する前にフィードを調べるお前は何者か。ついこのまえ Vista での最高バージョンである 52.9.1 から最新の 128 まで何ステップもかけてアップデートしたところなのに、すぐに 60 まで下げることになるとはね。Supernova ってのはあれか、Thunderbird が爆散して消えるという行く末を見据えた命名か。■[Win11] これはデスクトップウィンドウマネージャーが悪いのだろうか。ウィンドウのフレームを隠してるよね。フチなしに見せたいがために存在しているフレームを隠している。その結果、ウィンドウの枠をつかんでリサイズしようとすると、(くう)をつかまされることになる。枠線を狙っても空振りするが、枠の外の空間には見えないボーダーが存在していてそこに判定がある。視覚を欺かれている状態と、枠が細くて狙いがつけにくい場合と、どちらがなお悪いだろう。どちらも悪いが感覚を狂わせる方がより(たち)が悪いと思う。■■■モダンスタンバイという用語を仕入れてきた。S0 がそれに相当するらしい。それを持ち上げるために従来の S3 スリープのネガが強調されすぎているように思う。MSI 990FX-GD80 というマザーボードと Windows Vista では S3 スリープで数ワットしか消費せず、復帰にかかるのは2秒未満、正確な時間はモニタの復帰が2秒程度かかるためにわからない、という状態だった。それがモダンスタンバイ(S0)になってどうなったか。ストアアプリをスリープ中に動かすためにそれほど消費電力が減らず、一方で画面をオフにしたいだけの時にバッチの実行が中断されるようになった。自分にとってモダンスタンバイは消費電力が大きく電源断への備えがなく画面だけを切ることができなくなり応答速度を改善する余地はもとからなかったためにメリットに数えられない。デスクトップ機にはハイブリッドスリープが良かった。今は移行に3秒、復帰に 30 秒かかる休止状態を使っている。スタートメニューの電源ボタンがマウスであってもキーボードであっても遠く、押してからも選択を要求するから、物理ボタンに手を伸ばしている。億劫だがそれが一番ましだから手を伸ばしている。Win、→ の2ステップだった Vista に比べて Win+X、U、H の4キーはせせこましい指の動きが要求されることもあっていかにも面倒。それで物理ボタンが比較すると一番近いのだが、それほど近くはない。


2025年02月26日 (水) [COSMOS][UM870] svn リポジトリの移動に苦労している。原因が長年にわたり度重なったブルースクリーンにあるのはわかってるんだけど、ホットコピーを作成しようとすると revprop フォルダにある連番のファイルがところどころ飛んでいてエラーになる。幸いにも足りないいくつかのコミット番号で空のファイルを作ってやりすごすことができたのだけど、次はコミットデータが連続して2、30コミット分飛んでいた。ここらでホットコピーをあきらめてダンプファイルからの復元に切り替えた。説明によればホットコピーと違いコミット以外のもの、フックなどのリポジトリ関連設定が失われるらしいが、どのみちそんなものは使っていない。ところが最新のダンプファイルもやはり同じ2、30のコミットが欠けている。このダンプファイルというのは毎日 1000 コミット単位でファイルを分けてインクリメンタルに圧縮ファイルに追加しているもの。そしてときどきは圧縮ファイルをリネームして脇へどけて、イチから書き出されるようにしている。ということはどういうことか。1つ古い圧縮ファイルの中には欠けている2、30コミットを含む完全な 1000 コミット分のダンプファイルが含まれていた。ここからが難しいところ。最新の圧縮ファイルには 181968 コミット分のダンプファイルがある。1つ前の圧縮ファイルには 91773 コミット分。欠けていたのは 69000 番台。全体の半分ほどにあたるリビジョン 91774 以降には補って代わりになるバックアップが存在しない。次またコミットデータが欠けていたらどうしたらいいのでしょう。さっき「ときどき」って書きました。1か月でも1年でもないときどきとはどういう意味か。気が付いたときに手動で圧縮ファイルの移動&リネームを行っていたという意味で、2020 年以降4年ちょっと忘れていたせいでバックアップが手薄になっています。テキストエディタの Ctrl+S に連動した編集履歴だからないならないで困りはしないけど、なんとなく惜しい気持ち。■1コミット1秒だとして 18 万コミットを再生するのにかかる時間は……180000 = 50*60*60 だから……50 時間! どうりで何日も終わらないはずだ。しかも GUI でやってたときは失敗するたび最初からやり直すしかなかったし。


2025年02月14日 (金) 給湯器から蛇口まで距離があるとお湯が出てくるまで時間がかかりますよね。今朝のこと。お湯が出るのを待つあいだ勢いよく水を流すのがもったいないなと水量を絞ったときに思ったんです。自分はお湯が出てくるまでの時間が一定であると仮定して、そのあいだ無駄に流れる水を節約しようとしたけれど、実はお湯が出てくるまでを決めているのは流れた水の量ではないのかと。勢いよく流せばそれだけ早くお湯が出てくるのではないかと、思ったのでした。瞬間湯沸かし器ってぐらいなので、沸いたお湯でさっさと管の中の水を押し流すのがいいのではないか。そういうことを何十年生きてきて初めて考えました。


2025年02月13日 (木) もう起動することもないだろうと、PS4 と PS3 と PS2 の映像音声ケーブルと電源ケーブルを抜いて本体共々片付けてしまった。PS4 と PS3 は初期化もした。ここ1年で起動したのは PS3 だけだった。PS2 はパソコンでプレイできるし PS4 は PS5 でプレイできるけど、PS3 は PS3 でしかプレイできない。エンドオブエタニティの3周目をやっていました。いざとなればリマスター版(PS4)が販売されている。6系統ある入力が PC(DVI-D) と PS5(HDMI) の2つに整理された。これは新しい PC をつなぐ準備。対応していれば電源ケーブルを省略してケーブル1本で済ませられるらしいけど、16 年前のモニタはもちろん対応していない。最近のモニタでわからないのは音声の出力のしかた。S/PDIF が HDMI でもいいんだけど、複数ある入力から選択的統一的に出力する端子があるとアピールされていない。あるといってイヤフォンジャックしかない。PS5 の方でも出力は HDMI か USB オーディオの2択であるらしく、接続性が悪くて使い勝手のいいハブのありようがイメージできない。モニタからスピーカーに向けて光デジタル1本で済んでいる今でもまだまだモニタの裏は散らかっている。電源ケーブルと電源ケーブルと電源ケーブルと DVI ケーブルと HDMI ケーブルと光デジタルと光デジタルとスピーカーケーブル。PS4 と PS3 と PS2 のケーブルを片付けてこれ。胞子が舞う腐海が広がっていたんですよ。手箒でさささと集めるだけでにぎりこぶしくらいのかたまりになった。映像音声一体の HDMI ケーブルになって1対1のケーブルは減ったとしても、N 対 2 (PC+PC+ゲーム+ゲーム+... 対 画面+スピーカー) のケーブルは減ったんですか?■プライムでやっと他所と同等だとわかっていたはずなんだけど、支払日を勘定に入れずに丸2日放置されているあいだに 3000 円くらいセールで安くなっているうえ土曜日までに届けるよと商品情報がアップデートされていた。出品者が同じ公式ショップで出荷元も同じアマゾンの倉庫なんだけど、月曜日の注文の到着予定は来週の水曜日なんだぜ。どうなってんだ。キャンセルしてもう一度注文しました。


2025年02月10日 (月) パソコン買ったった。ケースで数えたら3台目、マザーボードで数えたら4枚目にあたる。2009年以来の刷新。なんだかんだ楽しみではある。


2025年02月09日 (日) [AtCoder] 今日は AtCoder Regular Contest 192 (Div. 2) があった。昨日書いたように配点は 4-6-6-6-8。400 点問題と下振れた 600 点問題を1問か2問解くのが目標だった。A と C にそれぞれ 50 分ちょっとかける2完遅解きで青パフォ中上位は法外なリターンに思える。コンテスト成績証。ARC は解ける問題が少なくて1問に時間がかけられるのが嬉しい。■A 問題 ARC ArcARC=11_ARCRA=1111_ARCRARC=111111_、と並べていって、長さ 2n+1 の右端(+1)を除いて1にできると思ったらサンプルの1が理解できなかった。右端に0があるのに Yes なんだって。「SN+1​=S1​,SN+2​=S2​,AN+1​=A1​ とします」というループ条件を読んでいなかった。精確には読もうとしたけど理解できなくてそのまま忘れていた。だったら ARCR=1111 を単位として長さ 4n はすべて1にできる。4n+1 と 4n+2 と 4n+3 がどうか。いろいろな挿入パターンを考えてみたけど、1が1個あれば ARCR=1111 の1つを AARCR=_1111ARCCR=11_11 に置き換えて、0に変えられないダブりの A(C) を元からの1に合わせて 4n+1 を Yes にできる。4n+3 はどうか。+3 を ARC=11_ とすれば2つまでは1に変えられるので、元からの1が1つでもあれば Yes にできる。4n+2 のケースがやっかい。さっき A か C をダブらせると書いたのには意味があって、R をダブらせると基本単位が壊れて ARRCR=___11 になってしまい2文字しか1に変えられなくなる。+2 は AAARCR=__1111ARCCCR=11__11AARCCR=_11_11 型にしたい。これら3つは R をダブらせて壊れた ARRCR=___11 にさらに +1 文字したものの上位互換になってるんじゃないかな。確かめてないけど。だからこの3つの型だけ考える(ローテーションできることを考えれば実質的に2つ)。型とはどういう意味か。ダブらせる A または C は同じ基本単位に属している必要がないということを意味している。元からの1の位置を4の剰余で分類して、A または C の位置関係にある2つの1が存在していれば長さ 4n+2 のどんな数列も1に変えられる。N=4n+2 に対する答えに全く自信がなかったのでまずはそれ以外のケースを実装して提出した。提出 #62607384 (RE×24/WA×1/AC×48)。結果を見ると、N=4n+2 型のケースが 24 ケースあり RE になっている。その他のケースは1つを除いて AC。3行目の N=3 のケースの条件が誤っている。N=3 は2つまで1に変えられる。それに N=3 は N=4n+3 に含まれるので意味のない場合分けだよ。答えやすいからとわざわざ N=3 だけ括りだしてそれで間違えてりゃ世話ないよ。続いての提出 #62608228 で無事 AC。問題の所在の切り分けができたおかげでスムーズにデバッグできたと思う。ペナルティ5分は安い。■C 問題 Range Sums 2。配点が同じ BCD を開いてみて C がインタラクティブだと見えたので C 問題しか読まなかった。インタラクティブ問題は総じて考える要素が控えめだとの偏見を持っている。つまり解きやすい。実装さえできれば AC できる。実際、この提出 #62614705 の冒頭にある3行のコメントが一番最初に書かれた部分なのであって、やることを明らかにしたあとで実装に取りかかったのだった。その実装に 50 分かかったんですけどね。s と Ps の関係とか頭がこんがらかってしかたがない。ABC ではないのでわからなくなるたびに立ち止まって慎重に整理してから実装を進めていった。■B 問題 Fennec VS. Snuke 2。残りの 15 分で読むだけ読んだ。手つかずの山の数の偶奇と、お手つきの山の値の和の偶奇と、手つかずの山の値の偶奇を見て考えるのかなと思った。自分では考えられません。