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脳log[2019-12-23~]



2019年12月23日 (月) はまお(36)さんのツイート: "泣いていい????? タクシーアプリでタクシー呼んで寒い中ずっと待ってたのに、そのタクシー全然違うカップル乗せてホテル行ったんだけど???んで支払いだけ私のカードから引き落とされてんだけど????なんで私が知らんカップルのホテル移動代出さなきゃいけないの???は??は??"」■配車手配をした時点でもう金を握られているということなのね。怖い。よほどそのアプリの運営者を信用していないとできないし、こういう、ミスを前提としない、そして一番先に不利益を被るのが利用者、というやり方をするところは信頼に値しない。つまり、怖い無理。


2019年12月17日 (火) くれぐれも、放り出すことがないように。」とは書いたものの、「お前が言うな」と言われてもまったく仕方のないことだと思う。だからあれは論理を越えたところにある呪いの言葉なんである。効くと思われれば効くし、効かないと思われれば効かない、しかし効いて欲しいと望んでいる、呪いの言葉。だけどその結果は beru さんの無駄遣いであると俺は思っている。生み出される「バグ」ではなく、「バグ」を生む人間に対処するべきだと思っている。若くて謙虚で向上心がある相手であれば、目を掛けて報われる未来も期待できよう。でもあれは?■「この時点」で抽象を扱う能力にすでに疑問があった。そして風向きを読むことさえできずに正反対に受け取めてしまうのも、これが最後ではなかった(むしろそんな誤読ばかりでつっこみが追いつかないほどだった)。つまり、「ニュータイプ」とはこの文脈において誉め言葉にはならない。抽象レベルの異なる2つの概念、C において抽象的存在であった真偽値と、真偽値に実体を与える具象としての数値型とを、必要に応じて分けて考えられる方が上等なのである。上等な意見がこれ。「しかしゼロ/非ゼロによる判定はどちらかというとC言語的な世界観であり、それはつまり機械語的な世界観であり、「そういう考え方もある」ことは当然知っているけれども人間的に(というか論理値であることを明示するために)そういう書き方は避けたい人が一定数いる、という文脈として自分は解釈しています。」 分けて考えられない、抽象を扱えない人間が、自称ニュータイプなんである。雑談だからつっこまないで流せるんだ。それは慈悲だ。■すこし戻ったところにある「う~む、Rubyでは「if :EXPRの:EXPRが0のときにも条件が成立する」ということがやはり読み取れない。」も、あえてつっこまずに流した。リンク先にはこう書いてある「if expressions are used for conditional execution. The values false and nil are false, and everything else are true.」 0は nil か? 0は false か? 0が、空文字列が、空配列が、何か特別な扱いを受けると書いてあるか? C において NULL は 0 だが、アドレス 0 はただのアドレスの1つであり、便宜上の定義だと理解しているか? Ruby の変数は参照型プリミティブ型の区別なくすべてがいわば Nullable であり、また、nil(nullと同じ)が NilClass のインスタンスとして定義されていて、数値の1つ(たとえば0)に特別な意味を割り当てるというような妥協が必要ないから、数値は値に依らず値の存在を以て true と判断されるのである。英文ドキュメントが1次ソースかどうかあやしい Ruby であえて英語のドキュメントにリンクを張って、しかもそれが読めていないことをいちいち指摘せずに済ませられるのも、それが雑談だからだ。■自分に都合の良い歪んだ認知世界に安住して自己を省みる目を持たない馬鹿は無敵である。だから馬鹿に馬鹿と言って目を覚まさせる必要があるんだ。それが意思決定の場面であるから、慈悲は退けられるんだ。俺も時にはある面では馬鹿だし、特に馬鹿と相対したときに同じレベルの馬鹿に堕するという自覚があるが、それでも、自分が誤っていることに気付かずにいる可能性に怯えているという点で、まだましだとは自負している。■■■あとつっこみ忘れてたけど、「これは「オブジェクト指向」という設計思想に基づく変更です。」 マルチパラダイム言語である C++ を使っていてパラダイムのひとつにすぎないオブジェクト指向を錦の御旗に掲げられても困る。登場から何十年という単位で経ってオブジェクト指向が唯一の解でも万能の解でもないことがとうに明らかになっていて、世の中はオブジェクト指向を捨てないまでその先を模索して到達している地点もあるというのに、今さら「オブジェクト指向かくあるべし」みたいな空論はいらない。まして有象無象の私的解釈なんぞ日本語の入門書より信用ならない。まず「理解してや」。そんで出典付きで反論してや。本物を追求する姿勢を揶揄するだけの人間が(「「本物は違うぜ!」ってところは見飽きました」)、何を語れるか知らんけど。もう済んだことだけど、言い忘れてたので。


2019年12月11日 (水) 挨拶ができない人の心的メカニズムについて。つまり自分のこと。■単純に怖い。予測不能性に対する怖さ。挨拶をするということは挨拶を返すことを「要求する」行為だという認識が、まずある。中学のときの体育の先生が、卒業に当たって自分宛の色紙に「他人を頼ることを覚えなさい」という意味を込めた漢字を書いてくれた(※込めた意味は受け取るときに聞いた。実はテキトー書いてるかもしれない。でも変容した結果であれ自分に指針を与えたことに変わりはない)。他人が、怖い。要求することも頼ることも難しい。■ひとつ知って楽になったのが、いつも率先して元気よく挨拶をする人が、挨拶を返さずに素通りされてしまった後にふとこぼした「なんだあいつ」というつぶやき。あ、空気のような挨拶ってないんだ、不満に思っていいんだ、という発見だった。挨拶をして返ってこなくてがっかりして、そのときに相手を責めてもいいんだと知って楽になった。■近くにいて助かっている人がいる。その人はこちらが挨拶をしないことを許してくれない人だ。必ずいい笑顔で挨拶をしてくれるし、挨拶を要求してくれる。そういう信頼があるから、落ち着いて挨拶が返せるし、こちらからも不安なく挨拶ができる。非常に助かっている。■どちらでもいいという態度だったり、たまに返ってこなかったりすると、じゃあ俺もいいや、とすぐにサボります。不確定要素に心を乱されたくない(乱されやすい)。■子供の頃は挨拶という儀礼的なプロトコルに従わせられることへの反発もあった。せめてもの抵抗が「おかえり」に対して「おかえり」と返すことだった。■■■多くの人は他者との間で影響を与えたり与えられたりすることを当たり前のこととしているのだと思う。人間って関係ってそういうものだと思う。他者に働きかける(支配する、操作する、感動させるとか)という発想がないもんな、俺は。欲望の「対象」にすることをタブー視するのも同じことなんではないかと思うが、どうだろう。■■■「実はテキトー書いてる」とさっき書いた。長いこと学習机の一番下の引き出しの奥の空間にしまわれていたのを覚えているのだけど、もう確認できないと思っていた。あった(机はもうない)。捨てられないものなのだな。「頼」か「望」だと思っていた漢字は「求」だった。つまり意味は変質していなかった。


2019年12月10日 (火) 発達障害の人が騙されやすい理由は「相手の考えを読まない上に誰もが本音で生きてる」と世界を捉えているから説に共感の声続々 - Togetter」■高校生のときの発見。役割や責任を引き受けたりはまだしも、行事を盛り上げたりするときでも必ずしもその人がそれを望んでやっているとは限らない、ということ。もちろん本人の意思が 0 % ではないと思う。でも 100 % でもなくて、何割かは「空気を読んで」「義務感から」「自分を押し殺して」いる部分がある。これが発見だった。「え、楽しいから、騒ぎたいから、盛り上がってるんじゃないの?」と漏れた本音に驚いた。声が身内から湧いてくるからそうなんだと本気で思っていた。でもそうでない人もいた。皆で作り上げるその時その空間に奉仕する人がいた。■自分はカギ括弧で括った3つの心性を持たない「無責任な」人間です。あ、奉仕ってキーワードなんだよな(20141205)。『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。⑭』が先月発売されている。■自分は発達障害(これは ASD を含む概念)ではないし、「発達障害」で一括りにできる人間も、この診断に関しては特に、いないと思ってる(傾向と典型はあったとしても)。「本音で生きてる」という部分に反応して書いてみた次第。自分がそうだったら他の人もそうだと考えちゃうよね、発見するまでは。自分以外の人間が感じている(かもしれない)プレッシャーの存在を自覚しておきたい。知らず利用しておきながらそれを当然と錯覚しないように。


2019年12月09日 (月) 今日(8日のこと。今日とは? 日記とは?)の天気を指して「時雨れてる」と言い表す人(おばあちゃん)がいて、そういえば俺は時雨を漢字の問題としてしか知らないなと ATOK で辞典を引いた。「①晩秋から初冬にかけて断続的に降る小雨。(明鏡国語辞典)」 おお、まさしく時雨だった。■時雨をトキウ・Timefall と読んでしまうのはデス・ストランディングをプレイしている真っ最中の人。


2019年12月08日 (日) Android のメッセージアプリ。会話の起点から終わりまでの間に何分経過していたのか知りたかった。最初から見えているのは起点の日時だけ。何が起こるのか予測できないものを触りたくはないけど、あるメッセージをタップしたら「19分」と表示された。「は?」起点と現在の時刻の間にそのメッセージを位置づけると同日同時の19分という意味ではないと推定されたので、たぶん「19分(前に着信)」という意味。それで起点の日時から現在時刻の19分前までの時間は……。現在時刻は……。■時刻の相対表示っていうのが現在時刻とセットで初めて意味を成すペアの片割れに過ぎない。一方の「19分」だけを記憶していても1分後にはもう価値のない情報になっている。情報の形が特定の用途に最適化されて削られているせいで、俺の役には立たなかった。■賢しらなことをしようとして失敗する機械を俺は憎む。やるなら完璧にこちらの望みを叶えるしかない。できないなら命じられたことだけをこなす素直な道具であることだ。隠して役に立つ情報なんてないのに、余計な気を回すな。■■■タイムゾーンについて読んだことがある。横に長い国が複数のタイムゾーンを持っていることから始まる話。でも俺には関係がなく、スマホは俺の道具なんだよな。役に立たないメッセージアプリ。


2019年12月07日 (土) [SakuraEditor] すごくコードの読めるレビュアさんぽい>CNativeWに等価比較演算子を追加する by berryzplus · Pull Request #1114 · sakura-editor/sakura20191030で触れた人徳のある人も同じ人。働きが理解され報われんことを。理解されんことを……。


2019年12月06日 (金) ゴッドオブウォーをプレイ中。■ムスペルヘイムの暑さに参り気味のアトレウスが道中でこぼした言葉「ムスペルヘイム(炎の世界)とヘルヘイム(氷の世界)が一緒になったらちょうどいいのにな(※だいたいこういう内容)」に対して賢者ミーミルの答え「オーディンが翼を持っておったらそれはドラゴンじゃ」■オーディンは悪の元凶のような存在で何かと悪事が話題になるので名前が出てくるのは唐突ではない。アトレウスは子供なので「え?」と置いてかれていた。楽しい会話だな、と。


2019年12月02日 (月) ヒアリって英語で Fire Ant って言うのね。そっちの方はよく知ってる。子供くらいの大きさで火炎放射してくるやつだ。「Fire ant | Fallout Wiki | FANDOM powered by Wikia


2019年11月28日 (木) [C++] ドキュメントを読む機会があったので演算子ではない方の noexcept に対する現在の理解を。■コンパイラへのおねだりキーワードではなく、プログラマが自らを縛り、その保証をコンパイラに宣言するためのキーワード。Java の Checked Exception の面倒臭さをコンパイラの助けなしでプログラマが引き受けるキーワード。■合ってるかは知らない。識者のざっくばらんな意見が読みたい。


2019年11月21日 (木) 今『<自閉症学>のすすめ』という本を読んでいて、それの心理学の章で心の理論に関するジョンとメアリーの課題が紹介されている。それは……■1.メアリーとジョンは、公園でアイスクリームを売る自動車を見た。2.メアリーはお金をとりに行くために家に帰り、その間にジョンはアイスクリームを売る自動車が公園から離れた教会に移動していくのを見た。3.メアリーは家から公園に戻る途中に偶然教会でアイスクリームの自動車を見た。4.公園と教会の中間地点にいたジョンは、アイスクリームを買いに行ったメアリーを探し始めた。5.ジョンはメアリーがどこに行ったと思っている?■これとっても難しくて色々余計なことを考えた。「ジョンはなんで公園でメアリーを待たずにふらふら中間地点に移動したのか?」「公園と教会は同時に見渡せる位置関係にあるのかないのか? (それにより起こりうる事態が変わる)」「お金を持ったメアリーの目的地は本当に自動車か? 「アイスクリームを買いに行った」というのは真実か? 誰にとっての真実か? ジョンがいるはずの公園に戻ろうとしているとは考えないのか?」「メアリーは自動車が移動したことは知らないはずだが(※ジョン視点)、事実として自動車は移動している。メアリーが自動車がどこにあると考えてどこに行くかは不明瞭である」「ジョンがメアリーについてどう考えるかも、前提知識から変わってしまった現実を前にして、不明瞭である」という風に考えるのだよね。結果として答えられない。■一貫して変化しない信念というものの存在が信じられないのだと思う。変化する現実を前に信念が変化しないはずがなく、ジョンがメアリーについて「こう考えているはずだ」ということを決めつけることができない。だから答えられない。■ジョンは変化した現実を知っているし、実はジョンの知らないところでメアリーもその変化を知っている。ジョンがメアリーについて「(事実とは異なるが)こう信じているはずだ」と考えていると決めつけることが、誤りであるおそれがある。だから望む答えが返せない。■1から5まで番号をふった文章は本からそのまま抜き出したものなんだけど、ちょっと問いが雑なんじゃないだろうか(以前にも……「問いが雑」)。思い込みがはげしくないと答えなんて出せないんじゃないだろうか。それはこういう、「メアリーは自動車が移動したことを知らないはずだ、という風にジョンは決めつけて疑っていないだろう」という思い込み。■実際、回答者にはメアリーがジョンの知らないところで自動車が移動していたのを目撃しているという事実が提示されているのだから、ジョンがその事実を予想しうるというのも否定できない現実であるべきで、ジョンはこう考えているに違いない、とひとつに決めつけることは短絡思考だろう。何か間違ったこと言ってる?(←これ)■■■自分で書いた「ジョンがいるはずの公園に戻ろうとしているとは考えないのか?」という指摘について考えたい。これに合うように4番をちょっと変更して、4.′公園と教会の中間地点にいたジョンは、お金を持ってジョンと合流しようとしているメアリーを探し始めた、としてもパラレル構造が成立するんじゃないだろうか。移動した自動車↔移動したジョン、自動車を目指すメアリー↔ジョンを目指すメアリー。■パラレルが成立するなら、一方に限って自分が「そんなん公園に向かったに決まってるやん」と答えられるのはなぜか。「事実として」ジョンは公園から移動しているのに、メアリーがそのことを知っているはずがないと「決めつけられる」のはなぜか。何が違うのか。「3.メアリーは家から公園に戻る途中に偶然教会でアイスクリームの自動車を見た。」という事実を回答者である自分自身が知らされていた、という違いにより、結論が誘導されていたのではないか。■一度書いてから気がついたんだけど、「そんなん公園に向かったに決まってるやん」「メアリーがそのことを知っているはずがないと「決めつけられる」のはなぜか」という文からは、自分とジョンの視点を同一視している(混同している)ことが見てとれる。正確に書くなら「そんなん公園に向かった(とジョンは考える)に決まってるやん」「メアリーがそのことを知っているはずがないと(ジョンに)「決めつけ(させ)られる」のはなぜか」でなければいけない。前半ではそれができていた。■「3.メアリーは家から公園に戻る途中に偶然教会でアイスクリームの自動車を見た。」という一文の存在が、ジョンと回答者である自分の持つ情報に差を生み、視点の同一化を妨げ、そのことが回答を難しくするのではないか。4番の文を改変した後半では、3番の文が効果を持たないために回答への支え(つかえ)にならなかったと見える。■このことを以て自分の心の理論について何か言えることがあるだろうか。結局俺は前半でも後半でもひとつの視点しか持てていなくて、前提知識の異なる視点を使い分けることができていないんだな。でも世間の多くの人がこの難しいシミュレーションを簡単にやってのけているとも思わないな。だってそれじゃあ人狼ゲームが簡単になりすぎて知的遊戯として成立しなくなりそうじゃない? とはいえ「自分にはこのゲームの素養が一片たりともない」のは間違いのないところではある。それは心の理論に弱点があるからなのか?■■■@2019-12-20 今日は文学のパート(第7章)を読んだ。心の理論に関連して、「知識の呪縛(Curse of Knowledge)」「心の読みすぎ(=知らず知らずのうちに自分の心の状態を極端なほど相手に投影してしまい、『あなたの心は分かりきっている』と思い込んでいる、実はまったく相手の心が読めていない状態)」


2019年11月20日 (水) 本日の新発見(ATOKで変換できなくて知った)。「総花(的)」は、ソウバナ(テキ)と読む。文盲(モンモウ)出色(シュッショク)縦中横(タテチュウヨコ)以来の驚き。類としては縦中横と同じなのかな。


2019年11月18日 (月)

最終更新: 2020-05-06T23:27+0900

[AtCoder] AtCoder Beginner Contest 145D問題 Knight

階乗が法外な大きさになるので余りを答える問題。割り算を含む式の余りが求められなかった。もちろん階乗を計算しきってから余りを求めるというのは実行制限に引っかかるので無理。

 #AtCoder から見つけたヒント

モジューラ逆数っていうのがあるんですね、これはすごい pow(down,mod-2,mod) 昨日のD問題逆元の計算どうやればいいのかわからなくて1時間くらい経ってしまった

AtcoderのABC145D問題しっかり理解して頭の中整理してすっきりかけた気がする。Python3です。 pic.twitter.com/Dcs3IfoZ95

mod って演習込みでイチから習った記憶がない。「割った余りですよ」以上の理解がない。キーワードすら知らなくてググりようがない。

 キーワード

Ruby には Python と違って「冪剰余 - Wikipedia」が求められる関数が用意されていないみたいなので(※補足訂正)、拡張ユークリッド互除法を使う方の求め方を Wikipedia(ja) からコピペ実装した>https://atcoder.jp/contests/abc145/submissions/8508807。明日には理解できないとしても「モジュラ逆数」というものの存在くらいは覚えておきたい。

 現在 Ruby で最速の提出(55 ms)>提出 #8501110 - AtCoder Beginner Contest 145

速いからには変わったことをしてる。derive_inverse メソッドが理解できない。法のビットを利用しているみたい。理解できないのは本質を掴んでいないから、演繹が働かないからだろう。「冪剰余#さらなる最適化 - Wikipedia」を実装してるのだろうか、雰囲気的に。

pow メソッドを使って実装された derive_inverse がコメントアウトして残されている。

 Ruby で冪乗余

試したら Ruby 2.5 には冪乗余が求められる Integer#pow メソッドが用意されていた。2.6 の「数値関連のメソッドを実際に定義しているクラス一覧」には載ってなかったんだよなあ。Ruby 1.9 時点では pow メソッドはなかった。AtCoder の 2.3 でもまだないかもしれない。

 方法色々

つらつら眺めてると、require 'matrix' して lup.solve で勝手に方程式を解いてもらえるとか、require 'openssl' すると mod_inverse が利用できるとか、知らない方法が色々あるもんだ。でも LUP 分解が解らなければ見ても使うべきときが判らないし、知っても使えない。『[単行本] 平岡 和幸, 堀 玄【プログラミングのための線形代数】 オーム社』は中座してるし、『[単行本] ロナルド・L. グレアム, オーレン パタシュニク, ドナルド・E. クヌース【コンピュータの数学】 共立出版』もちょっと眺めただけ。若いうちに学校で広く浅くでも詰め込んでおくべきなんだよ。基礎がないと何も積み上がらない。